2012ユーロバイクアワードにおいて、部門賞を受賞したのが、このロードバイク用サスペンションシートポスト「CF3プロ」。MTBチームに機材を供給するキャニオンとの共同開発で生まれたCF3の最大の特徴は、クランプ直下から2枚に分かれたリーフスプリング形状となっていること。後輪が路面からの衝撃を受けると、乗り手の自重によりシートポストが25～30mm後方にしなって衝撃を吸収。クランプに内蔵されたベアリングによってサドルは水平を保たれるため、ポジション変化を最小限に留めたまま快適な乗り心地を得ることができる。また「フリップヘッド」と名付けられたシートクランプは、前後を入れ替えることによって、サドルの前後位置を調整することが可能。

コンフォートバイクや29erに、後退角の大きなハンドルバーが流行しているが、エルゴンは、人間工学の観点からこれに対応するべくGC 1をモデルチェンジ。後退角30°から60°のハンドルバー使用時に手首が不自然に曲がらず、快適な握り心地。左右の長さが異なるグリップシフト対応モデルもあり。