フレーム重量が710g（Sサイズ）という超軽量ヒルクライムバイク。ただし、剛性面の問題を払拭しているので、オールラウンドバイクとしても使用できる。ヘッドチューブやシートチューブはリブを採用し、剛性とパワー伝達性を高めている。写真のメカニカルシフト専用のフレーム（カラー：マットカーボン）以外に、Di2専用のフレーム（グロスレッド）があり、好みで使い分けられる。

38年にもおよぶBMWデザインワークスUSAによる研究と、ニールプライドがもつカーボン技術を結集して作られたTTバイク。従来のエアロ形状ではさばききれない横風に強いカムテール形状を採用。前面投影面積の小ささが同時に剛性不足につながることが多いTTバイクの欠点も、横に幅広いこの形状によって解消し、ライダーの強い踏み込みも推進力に変換してくれる。