2011年に3度目のフルモデルチェンジを果たした名車、オルカシリーズ。最大のトピックスは、形状は一緒ながらフレームのカーボンの種類で3グレードのオルカが誕生したことだった。素材は違えど同じ形状をもつことで旗艦モデル「ゴールド」譲りの性能の恩恵を受けられる。コストパフォーマンスに優れた「ブロンズ」が人気を集めたのも記憶に新しいところだ。
2013年モデルも昨年同様、オルカは3グレード展開。どのグレードにも生涯保障がつくことからも、そのポテンシャルを疑う余地はない。「ブロンズ」はフレームセットの他にアルテグラDi2、アルテグラ、105をアッセンブルした完成車がそれぞれ用意される。
新カラーも加わり、とくに写真のエウスカルテルカラーのカーボンオレンジの登場を待ちわびていたユーザーも多いのでは？

左：トライアスロンシーンを牽引するオルドゥがさらに進化。風洞実験を重ねて空気抵抗を極限まで減らし、オルカの振動吸収技術導入で疲労軽減を狙う

右：オルベアのもつ全ての技術を結集し、高剛性かつ軽量な「カーボン・ゴールド」を惜しみなく使用。エアロダイナミクスに秀でたトップモデル