クラシックレースでの勝利をターゲットに、ファビアン・カンチェラーラ（レディオシャック・ニッサン・トレック）との共同開発で生まれたドマーネの最高峰。シートチューブをトップチューブおよびシートステーから独立させ、積極的にしならせることで快適性を高めるISOスピードテクノロジーを採用。ほかにも低めのBBハイトや長めのホイールベースなど、パヴェ（石畳）で安定して速く快適に走るためのテクノロジーを満載している。

ISOスピードやエンデュランスジオメトリー、パワー・トランスファー・コンストラクションなど、上位機種の主要技術を継承しつつ、お値打ち価格も実現したドマーネ4シリーズ。4.3はメインコンポにシマノ105を搭載

2013年モデルでリニューアルした新型マドン。軽さ、剛性、快適性、空力性能という要素を高い次元で融合させた。シマノと共同開発したダイレクトマウントブレーキを採用し、リアブレーキをBB下に移設。システム全体での軽量化を実現し、フレーム重量をわずか750g（U5Vapor Coatの場合）に抑えた。翼断面形状の後ろ側をカットしたKVFエアロチューブは、軽さと剛性を犠牲にせず、優れた空力性能を実現。時速40㎞で最大25Wのセーブを可能にした。

KVFや直付けブレーキといった新型マドンのテクノロジーを継承しつつ、フレーム素材をOCLV500 シリーズカーボンとすることで求めやすい価格を実現したマドン5シリーズ。5.2はメインコンポにアルテグラを搭載