[2008/06/12 UP]
タイヤの交換は力がいると思ってる?
実際は力のかけるコツが必要で、力自体はそんなにいらない。
タイヤ交換ができるようになればツーリングや長距離レースでパンクをしてもチューブさえ持ってさえいれば自分で修理ができる。ポイントをおさえてラクにスピーディに交換できるようになろう!
講師紹介
サイクランドコーフー
永井隆正さん
〒142-0063 東京都品川区荏原4-6-4
Tel:03-3783-7881 Fax:03-3786-9541
営業時間 11:00~21:00 (月・火・金・土) 11:00~19:00(水・日・祭)
定休日 木曜日
強い味方は使いやすい工具 本格的な工具はいらないという人は空気がよくはいる携帯ポンプで十分。タイヤレバーは差込みの部分が薄いものとスポークにひっかけられるものの2タイプを |
1. 初めが一番肝心。空気を完全に抜く バルブ先端のネジをゆるめて、さらにその先端を押して、空気を抜く。押さえながら片手でタイヤを絞るようにつかんで、空気を完全に抜く |
2. ビードを落とす タイヤを揉んでビードをリムの真ん中に落とす。図のようにタイヤの両端から落していく |
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3. ビードが落ちたタイヤをつまんでリムからはずす ビードを寄せたら、寄せたタイヤを指でつまむ。ビードとリムの間に隙間ができるので、そのまま持ち上げながら手前に引き、リムからビードをひきだす |
4. 左手でタイヤを下へおしてビードを外へ出す タイヤをつまんだままホイールを床につけ、左手の腹でビードがはずれた部分をタイヤの上からおさえ、右手はしっかりとタイヤ全体を握り固定する |
5. さらに体重をつかってタイヤを下へおす 4で上からおさえていた手に体重をかけ、一気にリムからビードを引きはずす。手の腹(親指の付け根あたり)で押すと、力を使わずにスピーディにはずせる |
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6. タイヤとリムの間に指を入れて片側をはずす ビードとリムの間に指が悠々とはいるようになったら、そのまま指で片側のビードをリムからはずす |
7. チューブを先にとりだす 片側のビードがはずれたら、バルブがささっている部分以外のチューブを先にひきだす(スプロケットなどでチューブに穴をあけないように)。最後にチューブを固定している外側のワッシャーをはずしてバルブをぬく |
8. 反対側のタイヤもはずした側に下へ押し出す 片手でリムを押さえて、片側をはずしたときと同じように手のひらの腹をつかって、はずした片側と同じ方向に体重をかけてタイヤをはずす |
Vol.11 初めてのタイヤ選び MTB編 その2 目的が決まったらタイヤを決めよう |
Vol.11 初めてのタイヤ選び MTB編 その4 タイヤ交換を自分でやってみよう 後編 |