[2008/07/09 UP]
ロードバイクは趣味性が高くパーソナルな乗り物。だからこそ、フェイス・トゥ・フェイスで話し合い、アレコレ相談し、最後まで責任を持って愛車の面倒を見てくれる「プロショップ」の存在が重要になってきます。
1.メンテナンスをしてくれる
ロードバイクはワイヤー、ブレーキなど、消耗部品がとても多い乗り物です。そのうちのほとんどは自分の手で交換可能ですが、自転車の扱いに慣れていない内はやはりショップに持ち込んでやってもらった方が確実かつ安心というもの。何度も通いつめるうちにワザを伝授してもらった、なんて収穫が得られるのもプロショップを活用する魅力のひとつです。
2.バイクトラブルをすばやく解決してくれる
調子が悪いのを放っておくと取り返しのつかない事態になるのは、人間も自転車も同じです。自転車の不調もプロのメカニックに見てもらうほうが適切な処置ができるというもの。とくに複数箇所トラブルがある場合などは、豊富な経験をもつプロショップに任せるのが一番なのです。
3.パーツを交換したいときの相談相手になる
たとえば一段上の自分になりたいと思った時、美のプロである美容師さんに相談するように、自転車のグレードアップを狙うときには、パーツのことを知り尽くしたプロショップに相談しない手はありません! ちょっとした相談に足を運んでみるだけでも、得るものがあるはずです。
「プロショップ=プロ御用達」と誤解している方がいるかもしれませんが、それは大きな勘違い。プロショップとは「プロならではのサービスを受けられる店」と認識しておいてください。その業態や仕事内容は、ロードバイク、MTB、クロスバイク、ミニべロなど、スポーツ車の種類などによって異なります。
○ロードバイクのみ まずは自転車の究極形であるロードバイクのみを専門に扱うお店。最近ではMTB からの乗り換えを検討する人や最初からロードバイクを選ぶ人が増えており、人気が高まっています。 |
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○スポーツバイク全般 ロードバイクだけでなく、MTBやミニベロなどのスポーツ車全般を扱っているショップもあります。言わばスポーツ車のデパートです。このタイプのショップはビギナーでも入りやすく、パーツもひと通り豊富に揃っているのが特長。繁華街や駅前に立地しているケースが多く、使い勝手も抜群です。ただしあまりにマニアックな要求になると、当然不足が生じることもあります。 |
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○一般車とスポーツバイク 一般者とスポーツ車を両方扱うプロショップは、そのままレースに出られるほどスペックの高いバイクは手薄ですが、消耗品やケミカルなどスポーツ車の必需品を揃えるのに頼りになります。一般車の取り扱いがあるので、奥さんや彼女の自転車を吟味しながら自分のマシン選びも楽しめる、という活用法もアリ! |
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○アウトドア用品とスポーツバイク アウトドアとスポーツバイク(とくにMTB)は、活動フィールドが近いこともあり両者をミックスして楽しむ人が増えています。そんな人のために、スポーツバイクとアウトドア用品を同時に取り扱うショップが存在するのです。“自転車のある生活を楽しみたい”という人にはピッタリの空間といえるでしょう。 |
これら4つのタイプ以外にも、オーダーメイド、MTB・BMX専門、ワンブランドショップなど、さまざまな種類のプロショップが存在します。まずは自分の好みや目的に合わせて、多くのショップを回ってみるといいでしょう。
Vol.11 初めてのタイヤ選び MTB編 その4 タイヤ交換を自分でやってみよう 後編 |
Vol.12 初めてのプロショップ活用法 ロードバイク購入編 その2 購入前に予算と目的を決めておこう |