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ダニエル習得への道 2級 フロントリフトで3回ホップ!! &動画

2級 フロントリフトで3回ホップ!!

「フロントリフトしてホップ」=「ダニエル」と言っても良いでしょう。コギを加えると完成(※1級で解説)です。後輪だけでぴょんぴょん跳ねれば、公園の子供たちのヒーローになれること間違いなし。
今回はコギ無し。とにかく後ろへ跳んでいくことを肝に命じてください。
練習に際して、かなりの体力、とくに握力を消費するので、ブレーキは良く効くようにしておきましょう。また、腰にも負担がかかるので、あまり根を詰めて練習しないように。1日10分の練習でも、続ける事で確実に身に付きます。陥りやすいパターンはたいてい網羅しましたが、大事なのは「背中を丸めずまっすぐに」「自分の身体が後ろへ跳ぶように」「リズムを掴んでゆったりと」という事です。焦ってとにかく跳ぼうとするよりは、1回をしっかり跳んでください。また、コレまでの練習と同様に「最後まで足を付かない気持ち」を持つだけで上達の速度はグンと上がります。
ついに来た「ダニエル」。頑張って練習してください。

手順の説明

ゆっくりとした進入から、高く上げないジャックナイフ。ヒザを曲げないようにして、身体を高く保ちます。後輪が着地したら、ヒザを曲げて身体を後輪にあずけるように加重。そして足を踏ん張り、ハンドルを後ろへ引き抜くようにしてフロントリフト開始。前輪が浮いたら、身体を後ろへ跳ぶようにします。ハンドルの引く方向は太もも。跳んだ後は後輪を自分のお尻の下に持ってきて、後輪で着地。着地の衝撃は、ヒザを曲げ、身体を落として吸収し、落ちた身体をまた伸ばす事で、2回目のジャンプの力にします。
とにかくリズムを作る事が大事です。

写真で動きを確認

(写真1)小さいジャックナイフ。身体はリラックスさせて次の動きに備える。
(写真2)後輪着地時。腰を落とし、足を踏ん張り、後輪へ加重。上半身は肩を後へ引く事でフロントリフト。
(写真3)身体を後上方へ伸びだし、ハンドルを太ももに引きつける。
(写真4)跳んだら、太ももにハンドルを引付け、後輪を身体の下へ。
(写真5)背中を立て、腰を落としてやんわりと着地。そのまま次のジャンプへ。

注意すること

「跳ぶ方向」 跳ぶ方向は後方。後方に跳ぶ事で、バランスを取りやすくなります。最初からその場で跳ぼうとすると、体力の消耗が激しくなります。

「せなか」 ハンドルを肩(肩甲骨)で引くと自然と胸を張った状態になる。胸を張り、背中も真直ぐに保持する事で、肩の力が抜けバランスが取りやすくなります。

「ディスクブレーキ」 後ブレーキがディスクの場合、フレームが破損しやすくなります。メーカー想定外の力が加わる為です。補強ありなら安心。軽量フレームは特に注意が必要です。フレームの向き不向きは、ショップに相談しましょう。

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