平成11年の6月、地元の子供たちが村の中で迷っていたネコを芦ノ牧温泉駅に連れてきました。そのネコこそがばすで、そのまま駅に住み着いてしまったのです。そしてある日、雑誌の取材で四国からやってきたカメラマンのどつぼこと坪内政美さん(本書の著者)がばすを見て「ぜひ、正式に会津鉄道公認の駅長としてデビューさせましょう!」と提案。平成20年4月24日、ばすは晴れて会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の名誉駅長に就任したのです。そして坪内カメラマンはそのときから、さまざまな表情のばすを撮り続けているのです。
正式に名誉駅長となったばすは、365日芦ノ牧温泉駅に勤務して(棲みついて?)、お客様のお見送り・お出迎えをしっかりとこなしつつ写真撮影にも応じたりと忙しい毎日を過ごすことに。そして、いまや休日ともなるとばすに会いたい人たちを乗せた観光バスが駅にやってきたり、会津鉄道の車内吊りポスター、パンフレットのイメージキャラクターになったり、オリジナルグッズができたりと、ばすはすっかり人気者になったのです。駅長就任3周年、そして本書の発行と、ますますばすの人気がヒートアップする予感……。

