“餃子だけにとどまらない宇都宮の魅力”を再認識するべく始まった当フォトコンテスト。虹色アイスあり、ロケットあり、雷あり。各々が思い思いの切り取り方で表現した“宇都宮写真”が編集部に届けられた。
審査をしていくごとに感じたのは、応募者たちの「何よりも笑顔にしてくれるこの街が好き」という気持ち。寄せられた多くの写真からは、そんな宇都宮愛がひしひしと伝わってきた。一度訪れると確実に虜になる魅力を持つ宇都宮。文字通り“住めば愉快”な街であることを、作品たちは物語っていたのだった。
◎宇都宮の魅力再発見のためのフォトコンテスト
写ガールと宇都宮市が共同で行う、写真を通して宇都宮の良さを実感するためのフォトコンテスト。入賞者の作品は『宮カフェ』等、市内数ヵ所で展示される予定
＜宇都宮アンテナショップ 宮カフェ＞
宇都宮市江野町2-11 TEL: 028-637-3131
http://www.u-cci.or.jp/miyacafe
営業：1階『＠miya』10:00～19:00、2階『プチプレリ』11:00～22:00 休み：不定休
『秋風にのって』
渡部久恵さん
『いらしゃい！』
坂本徹さん
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「宇都宮餃子に焼きそば。焼き立て、美味しいよ！」と、祭に来たお客さんを呼び込んでいる元気なお姉さんたち。その威勢の良い姿に、宇都宮の女性の美しさを感じました。
講 評
風にそよぐ“餃子”の文字、はつらつとしたお姉さん。活気に溢れた祭の熱気が伝わってくるようです。のぼりや提灯、エプロンなど、画の中に散りばめられた赤の挿し色が作品全体を引き締め、お祭り感を醸し出しています
『初めての
場所に興奮』
磯飛健太さん
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地元にありながら21年間訪れたことのなかった『宇都宮動物園』へ。想像以上の動物園の広さ、動物たちのスケールに驚き、楽しい時間を過ごし、その思い出を写真に収めました。
講 評
楽しげな雰囲気が「住めば愉快だ宇都宮」のキャッチコピーにぴったりの、こちらまで笑顔にしてくれる一枚。撮影者の胸躍る気持ちが、長い鼻をもたげるゾウの『宮子』の姿に重なり、生き生きと表現されています
『昼休みのレモン牛乳』
落合桜子さん
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写真部に所属する私は毎日カメラを持ち歩き、思い出作りに友人の日常を撮影しています。これは友人が昼休みに美味しそうにレモン牛乳を飲んでいた時の、お気に入りの作品です。
講 評
被写体との距離や2人のリラックスした表情から、落合さんとご友人の密な信頼関係が垣間見えます。飾らない日常を、同じ高校生という等身大の目線で切り取られた、落合さんにしか撮れない一枚です
『クリテリウム』
石塚貴子さん
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大通りを周回する自転車競技『クリテリウム』初観覧時の写真。宇都宮のメイン通りを色とりどりのロードバイクが疾走する迫力は感動もので、シャッターを切る手が弾みました。
講 評
少しずつ暮れなずむ街を背景に、多くの観覧者に見守られながら走るカラフルなライダーたちの姿を丁寧に写しています。サイクリングの聖地“宇都宮”を体現したかのような見事な作品です
『ブレッキーと仲間たち』
長谷川まゆみさん
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栃木ブレックスのブレッキーがサプライズで運動会にやってきた！ 突然の登場に驚きつつも、喜んでハイタッチする子供たちの表情を撮りたくて必死にシャッターを押しました。
講 評
大好きなマスコットの登場に笑顔で駆け寄る子供たちが微笑ましく印象的。テントを前ボケさせたことで、しっくりと画が埋まり、少し遠くからあたたかく見守る愛情を感じさせる作品となりました
『雷（ライ）さまの国』
chika*さん
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“雷都、宇都宮”は街と自然が寄り添い生きる場所。頭上に広がる、神さまが踊るかのようなドラマチックな風景を撮影したく、チャレンジを重ねた末に撮れた渾身の作品です。
講 評
縦に走る稲妻と、その周りを囲む紫色の雲。“雷さまの国”の名に相応しい、圧倒的なパワーを感じさせます。一方で目線を右に移すと、グラデーションの美しい夕空が広がり、その対比が面白いです
1：名物の熱気球大会は、幻想的な世界観で（『LampNight』chika*さん）／ 2：雪をかぶった日光連山の美しさに足を止めて一枚（『日光連山に向かって』Ryoさん）／ 3：年始に行われる市場でダルマに囲まれて（『冬の風物詩』石川貞明さん）／ 4：宇都宮近辺で有名な虹色アイスはふんわりと（『レインボーなお楽しみ』沼部香織さん）／ 5：神社の静かな空間と鳩を、色味を抑えてパチリ（『ハトの集い』松本梨花さん）／ 6：宇都宮の街角10会場で開催された音楽祭のひとコマ（『MiyaStreetGig』樋口勇さん）／ 7：見ごろのニッコウキスゲと遺跡を共に（『宇都宮遺跡の広場』小野口大健さん）／ 8：子ども総合科学館のロケット実物模型を水田に映して（『ナイトキャンドル』横山文男さん）／ 9：ライトアップされた松ヶ峰教会のマリア様の神秘に心を奪われて（『マリア様の祈り』ヒムラサイさん）
全国的に人気の高い宇都宮餃子®など、宇都宮ならではのグルメも豊富！ レモン風味の乳飲料『レモン牛乳』やカクテルなど美味しい宇都宮写真を応募して
国内唯一UCI 公認の大会『ジャパンカップサイクルロードレース』が開催されるなど、実は宇都宮はサイクリングの聖地。風を切る爽やかなサイクリング写真を送ってみて！
実は街コン発祥地でもある宇都宮は、餃子祭りやジャズフェスなど、イベントが多く人々の距離が近い。人々が集い、語らい合い笑い合える宇都宮が伝わる作品を送ろう
花々が美しい塚山古墳。宇都宮城やオリオン通り、市内を一望できる宇都宮タワーなど、名所だらけの宇都宮。是非一度訪れて、市民を唸らせるような宇都宮写真を応募しよう
●副賞
| 最優秀賞……1名 LUMIX GF5WA（ホワイト） |
宇都宮市賞……1名 写ガール編集部イチオシの宇都宮餃子® |
『 写ガール』賞……1名 アトリエ・スーのストラップ |
部門賞……各1名 LUMIX XS1 ※カラーは指定できません |
●応募条件
・宇都宮を感じさせる写真（※募集部門参照。市外で撮影した作品も可）
・作品は未発表、自作品、他への応募がないものに限ります。また、被写体の肖像権などは、撮影者によって得られているものとします。
●応募期間
2013年4月20日（土）～6月10日（月）必着 （応募の受付は終了しました）
●発表
・7月20日発売『写ガール』vol.17での掲載 ・当フォトコン特設サイトにて発表
●応募先 （応募の受付は終了しました）
sha-girl@ei-publishing.co.jp ※1通のメールに添付できるのは6MBまでとなります。それ以上の重さになる場合には、複数に分けてお送り下さい。
〒158-0096 東京都世田谷区玉川台2-13-2 『写ガール』編集部 コラボフォトコンテスト係
下記1～9を明記の上、作品（3点まで）を添えて、メール※か郵送にてお送りください。
| 1.作品タイトル | 2.応募部門名 | 3.撮影スポット |
| 4.作品に関するエピソード（100文字以内） | 5.作品を撮影したカメラ名 | 6.お名前（フリガナ） ※ペンネームをご希望の方は、その旨明記してください |
| 7.住所 | 8.電話番号（日中つながる番号） | |
| 9.メールアドレス | ||
※応募の際にいただく個人情報に関しては、厳重に管理の上、本誌制作以外の目的では使用致しません。また、応募いただいた作品のご返却は致しかねますので、予めご了承下さい。
※メールでご応募の際、1通のメールに添付できるのは6MBまでとなります。それ以上の重さになる場合には、複数に分けてお送り頂く必要がありますので予めご了承下さいませ。
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初めて見に行った、宇都宮名物“自転車レース”。道路のカーブが良い塩梅で入る様に、また旗・ライダー・コスモスなどの被写体のバランスに気を遣っておさめた渾身の一枚です。
講 評
ライダーたちが流線のごとく連なる姿と、コスモスの柔らかな色味の調和が美しい写真。宇都宮らしい花と緑が溢れた道に吹き抜ける秋風が見えるようで、見る人を爽やかな気分にしてくれる秀逸な仕上がりです