こんな「床」で暮らしたい。
フロアスタイリングBOOK
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2017.06.30
オンオフ、そして屋内外をシームレスにつないだ解放感のある「サーフハウス」に住む真崎さん。結婚式でステイしたハワイの住宅の雰囲気が気に入り、いつかはこういうところに住みたいとイメージし続けてきたという。そんな真崎邸は、西海岸の空気がふんだんに取り入れられた建築デザインを得意とする『カリフォルニア工務店』が手掛けたもの。縦長の土地を生かし奥に住居、手前にカバードポーチと芝生スペース、そして小屋のあるつくり。天気のいい日はリビングの窓を全開にして家族でポーチに集まるのが日課となっている。
リビング床には一枚一枚手焼きした淡いグリーンのタイル、壁には厚みがそれぞれ異なる古材を採用し、寝室以外は扉をつけず段差を設けた空間の区切り方になっている。
そして、吹き抜け上部に設けた窓から注ぐ光が壁に反射して、やさしい明るさをもたらしてくれる。
解放感のある芝生スペースも暮らし空間のひとつに。
家の周りにはアメリカンな低めの金網をめぐらせた。これも真崎さんのこだわり。独立させたガレージには趣味の道具がぎっしりと詰まっている。
さまざまな表情をもつ空間がナチュラルにまとまっていく……。それは真崎さんのサーフスタイルと共鳴している。アグレッシブなマニューバからノーズライディング、またショートボードだってこなす。そこに区切りはない。特別ではなく、海が当たり前にあるのが「日常」だということなのだ。
アイランドキッチンの周囲は見せる収納と見せない収納を使い分けながらカラフルに演出。
真崎邸はまさに自分のライフスタイルを表現している家。海にいるのが当たり前の真崎さんにとって、海にいるときと同じように家にいることが心地よく気持ちいい。もう夢だけで終わらせる理由はない。あなたもそんな「非日常」が「日常」になる暮らしを送ってみませんか?
(関連web:『カリフォルニア工務店』)
(S)
カリフォルニア工務店
西海岸の空気がふんだんに取り入れられた建築デザインを得意とし、自由な空気とオリジナル空間という夢を実現。空間づくりだけでなく、サーフィンやクルマ、ストリートやバイクなど、建築を取り巻くさまざまなカルチャーを巻き込みつつ、住宅や別荘、店舗設計など様々な「空間」をプロデュースしている。
【TOPICS】
こちらで紹介したようなライフスタイルを実現した住宅(SURFER’S HOUSE)が茅ヶ崎の地に完成!!
詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。
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