いつかは行きたい絶景ロード
BikeJIN/培倶人 2021年4月号 Vol.218
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2019.05.23
アップルさんから、今年も招待状をいただきました。
6月3日(US太平洋時間。日本時間は6月4日午前2:00開始)のWWDCの基調講演に取材に行ってまいります。
フリック!で取材を受け付けていただけるようになって、3回目ですね。
ちなみに、これはメールで来ます。下部にあるRSVP(返答をお願いしますという意味の略語らしい。ググると元はフランス語の『repondez s’il vous plait』なのだそうです)。
ちなみに、RSVPをタップすると『来るかい?』という画面に遷移する。
当然のように『Yes , I’ll be there』をタップする(ここで、『No,I can’t make it.』を押す人類はいるのでしょうか!?)。
そうすると、名入りで『あなたのシートをリザーブしたよ!』という画面に遷移する。名指しはなんか嬉しいですよね! WWDCは指定席じゃないですけど(笑)
下に『カレンダーに登録する』とか『ウォレットに登録する』とかいうボタンがあり、それぞれタップするとカレンダーに予定が登録され、ウォレットにイベントのチケットが配信されます。
これでOK。iPhoneやApple Watchを忘れたりなくしたりしなければ、会場に入れるはずです(笑)
取材などで参加するすべてのイベントが、こんなに簡単にチケットが受領できたり、カレンダーに登録できたりするといいのに。
このウォレットに配信されたチケットはNFCで動作するようですが、右上の方をタップすると、QRコードやその他詳細設定が表示されます。
WWDCは、開発者のためのイベントです。
秋にローンチされるであろう、新しいiOS、macOS、watchOS、tvOSなどが発表され、1週間に渡ってさまざまなセッションが開催され、参加した開発者は先進的な新機能の詳細について知ることができます。これがあるから、秋にローンチされた新機能に対応したアプリがすぐに出るわけです。
メディアが取材できるのは、最初に全体の概要が語られる基調講演だけですが、新製品が発表された場合、それについて取材できることもあります。もちろん、触れる製品が何もないこともあります。
ちなみに、一昨年の2017ではMacBook Proの2017や、iMacやHomePodが発表されました。昨年、2018は何も製品は発表されなかった。最近の傾向からして、イベントではOSにフォーカスし、製品は発表されない……ような気がするのですけど、良くも悪くもこちらの読みを外して来るのがアップルなので、断言はできません。
MacBook Proは先日発表されたし、開発者が気になるマシンといえばMac Pro。モジュール化されてCPUやGPUをどんどんアップデートしていけるMac Proなんかが発表されたりしたら、開発者のみなさん、大歓喜でしょうね!
久々に純正のモニターが出るとのウワサもありますし、それもMac Proとの組合せでは必要になるものですよね。
あるていど次期iPhoneに繋がる機能の紹介もあると思うのですが、複数のカメラの登載がウワサされており、よりAR機能へのウェイトが高まって行くのでしょうね。次に登載されるチップはA13になるのでしょうけど、方向性としてはニューラルエンジンがより増強されるんでしょうね。
どこまで発表されるかは、WWDCが始まってからのお楽しみですね!
(以下、写真は昨年の様子です)
会場は、シリコンバレーの奥深く、サンフランシスコからおよそ80kmぐらい南下した場所にあるサンノゼのマッケナリーコンベンションセンター。
参加費は1599ドル(約17万円)もするし、往復の交通費にホテル代などもかかるのですが、開発者の方が世界中から大挙していらっしゃいます。会場にはおよそ6000人ほどが入れるらしいのだが、例年エントリーはいっぱいで抽選になるそうです。ここで聞けるセッションはそれほどの価値があるということ。
我々メディアは、基調講演以外には入れないのですが、開発者の方はいろんなセッションに参加し、新機能を聞いて、いろいろと次のアプリのアイデアを練ったり、世界中から集まる他の開発者の方と話をしたりするのだそうです。
ここの発表で、秋に発表される次期iPhoneや、次世代のiPad、Macなどの機能が見えてくるわけです。
フリック!でも現地からレポートをお届けするので、楽しみにしていてください!
(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年6月号 Vol.92』)
(村上タクタ)
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