自宅でおいしいご飯を食べよう
FOR LIFE KITCHEN わたしだけの料理教室
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2016.12.21
お肉料理と聞くと、なんだかウキウキしませんか? 毎日の食事からおもてなしまで、あるだけで映える特別な食材、それがお肉。一枚肉ばかりが肉料理、ではありません。作り置きやスープ、パスタ……お肉ってどんな料理に入っても主役級でその一皿をおいしくしてくれる、まさに魔法の食材!
そんなお肉をもっとうまく使いこなせたら、日々の食卓はもっと充実するはず! お肉大好きな暮らし上手編集部はそう考えて、徹底的にお肉を楽しむ方法を考えました。暮らし上手な料理家さんたちに伺ったら、家庭の味からパーティメニューまで、出てくる出てくる……! すぐ試したくなるヒントをたっぷりとご紹介します。
ちょっとしたひと手間を加えることで、ぐっと美味しさが広がるのも、素材が主張するお肉ならでは。たとえばお肉の中でも食卓にのぼりやすい鶏肉。もも肉は、臭みの原因となる脂肪、食感を悪くする筋を除く。手羽肉は、調理前に食べられる部分が少ない先端を取り分け、スープのダシに活用する……。部位の特徴を知ってそれぞれに合った下ごしらえや調理をすることで驚くほど美味しさが引き出されます。
デイリーに使える挽肉にも美味しく仕上げる秘訣が。ハンバーグなら、みじん切りにした玉ねぎを生のまま肉に混ぜ込む。こうすると玉ねぎの水分が肉汁と一緒に閉じ込められて、ジューシーに。冷めても軟らかいまま食べられるようになります。
平日疲れて帰ってきたときも、作りおきがあれば大助かり。イチオシなのが、メインにもなるスープストック。肉と野菜の旨味が詰まったスープストックは一度作っておけば3パターンくらいにアレンジ展開できて、ひとつぶで二度美味しい! アイデア次第でまったく別の料理に変身させられるので、家族だって飽きさせません。
また、お肉は焼きたてばかりが美味しいわけではありません。冷蔵庫で寝かせることで、味がしっかりと染み込んだお肉もまた格別。食卓を一気に豪華にしてくれるお肉の作りおきは、忙しい人こそ頼りにしたいお助けレシピです。
人が集まるとき、主役になるのはやっぱりお肉。当日バタバタせずに済んで、楽ちんでシンプルなのに華やか! そんなワガママレシピもお肉にお任せあれ。“煮込む”“焼く”“漬け込む”という3つの調理法を活用すれば、当日最低限の手間で調理を済ませられるパーティーメニューが完成! 前日煮込んでおいて当日は温め直してテーブルに出すだけ、材料を並べてオーブンに入れて放置してOK……などなど、歓声はそのままに手間は削減! 料理にかかりっきりにならず、ゲストとのおしゃべりも楽しめます。
主役であるお肉はばっちり。だけど、なにか物足りない……。そんなときは、副菜を見直してみましょう。横に添えられる副菜や、味を引き立てるソースを工夫してみると、それだけで一皿が見違えます。付け合せで定番のジャガイモにも香味野菜を利かせてみたり、マッシュポテトを里芋とマスカルポーネチーズでクリーミーに仕上げてみたり……ちょこっと変化を加えてみるのが、レベルアップさせるポイントです。
いかがでしたか? お肉好きの暮らし上手な方々が日々楽しんでいるとっておきレシピとヒントは、まだまだたくさんあります。子どもから大人までみんな大好きなお肉だからこそ、もっと美味しくいただいて、幸せを何倍にも増やしちゃいましょう!
(ヨシザワ)
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