相続法改正を完全網羅!
大切な身内が亡くなったあとの手続きの本 2019年改訂版
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2017.02.09
お気に入りの鉛筆や真新しいペンケース。そうしたモノが一緒だと、いつもは嫌いな勉強の時間も妙にうれしくて、ウキウキと机に向かっていた。……そんな幼いころの記憶、きっと誰しも覚えがあるんじゃないだろうか。
いくつになっても、『お気に入り』道具があるだけで気が進まないこともスイスイはかどったり、前向きにこなせたりするもの。家仕事に欠かせないエプロンも、そんな道具のひとつ。毎日使うものだからこそ、「どうせ汚れるから…」なんて言わず、思い切って身にまとうだけで気持ちがアガるものを選んでみると、『お気に入り』は思った以上の効果を与えてくれる。
暮らし上手編集部が1月29日に行った読者との交流イベント『暮らし上手読者会』。毎回異なるテーマをもとに開催されるこのイベント、第4回目となるその日のテーマはずばり「エプロン作り」。『暮らし上手のお裁縫』(1月23日発売号)の誌面で登場した「ミシンカフェ&ラウンジnico」オリジナルエプロンを、実際に作ってみようというものだった。
今回作るエプロンは「ミシンカフェ&ラウンジnico」を営むneneさんが、暮らし上手のためにデザインしてくれたもの。「エプロン」と聞いて一般的にイメージする、首から紐などで吊って一枚布を身体の前にあてがうような形のエプロンとは全然違う。一見するとまるでワンピースのような形は、思わず歓声をあげたくなる。「『お料理するのが楽しみになるような』エプロン」というコンセプトのとおり、そのまま近所をお出かけしたくなるような、おしゃれができるエプロンだ。
誌面ではその作り方や型紙は公開されていないので、このワンピースエプロンが「手に入る」のはこのワークショップの参加者のみ。「ミシンカフェ&ラウンジnico」を会場に、講師のneneさんとそのお母様に教わりながら、世界にひとつだけのエプロンを自分で仕上げていく。
最初に講師お二人から軽く説明を受けたあと、さっそく作業スタート。
夢中でミシンをかける皆さん。みんな真剣そのもの!
不安なところはすぐに、講師のneneさんに質問。丁寧にサポートしてもらえるので安心だ。
ロックミシンをかけるお母さま、こと、あ~ちゃん。その手さばき、早さ。思わずつぶやく暮らし上手編集部員、「かっこいい……」。
自分が幼いころ、祖母や母が簡単な布小物は作ってくれた。あの当時の自分にはそれがふつうで、大きくなってからはすっかり忘れていた。けれど、いま講師のおふたりをして改めて目にする「自分のものは自分で作る」姿は、同じ女性目線から見て、惚れ惚れするほどかっこいいものだった。
各自すいすいと作り進め、そして無事に全員がフィニッシュ。
その仕上がりと、ほかにはないシルエット、できばえに皆さん大満足。とっても嬉しそうな素敵な笑顔に、暮らし上手編集部一同も、大満足。
お気に入りのアイテムがあるだけで、日々の暮らしとその仕事はささやかながらも気持ちが上向くものに、そのために使う時間は有意義なものになる。そしてそんな時間の積み重ねが、私たちを形づくっていく。毎日使うものだからこそ、「手軽なもの」でなく、それを身につけるだけで気持ちが上がるものを選びたい。それはもちろん、ただ「値が張るもの」という意味ではなく。
あなたもこの週末、日常に寄り添ってくれる自分だけのとっておきを手作りしてみては?
○ミシンカフェ&ラウンジnico
世田谷区上祖師谷7-19-16
http://nico2525.exblog.jp
(エイパブ編集部 ヨシザワ)
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