週末、乾杯しませんか?
暮らし上手のホームパーティー
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2017.03.02
たいていの人が、朝は眠かったり苦手だったりするもの。特に、今の季節は布団からなかなか出られない~という人も多いのでは?
筋金入りの低血圧である編集Mは、朝を乗り切るために、夜寝る前に「おめざ」を用意してある。最近のお気に入りは豆大福。これで急速エネルギーチャージしてから、家族のお弁当作りにとりかかっている。こんな楽しみがあれば、つらーい朝もなんとか乗り切れることができるのだ。
ところで、賢い暮らしの達人たちは、朝を楽しむためにどんな工夫をしているのだろう? 4人の皆さんに、こだわりの味やアイテムを紹介していただいた。
(左)コーヒーは週替わりで味の違いを楽しむ。
お気に入りのコーヒー豆は『オオヤコーヒ焙煎所』のもの。毎週、豆の種類を変えて宅配してもらい、味の違いを楽しんでいる。
(右)酵素シロップや果物で目を覚ます。
1年を通して酵素シロップや季節の果物を常時そろえている森下家。「家族みんながすっきり目覚められるよう、シロップジュースや、フルーツジュースで朝をはじめます」。
◯料理家・森下美津子さん
京都市在住。インテリアデザインの仕事を経て、料理家に。パンやおやつ、ごはんの教室『Le repas de dimanche* 日曜日のごちそう』を主宰する他、ジャムや焼き菓子制作も手がける。
http://dimanche.cocotte.jp
気分に合わせて茶葉を選び温かい飲み物でほっとひと息。
気持ちがリラックスするので、朝は温かい飲み物を飲む。紅茶やほうじ茶、ふくぎ茶、ウーロン茶などいろいろな茶葉の中からその日の気分に合うものを選び、たっぷり飲めば心がほっと穏やかに。
◯フードスタイリスト・遠藤文香さん
料理本やファッション誌などでのフードスタイリングを中心に、旬の素材を美味しく食べるレシピの提供やイベントのケータリングなど幅広く活躍中。著書に『毎日のうつわ』(日本文芸社)がある。
http://ameblo.jp/konamazu
(左)メニューに合わせて毎日器を選ぶのが楽しみ。
献立に合わせて、毎朝お気に入りの器を選ぶ。「変化があったほうが楽しいので、メニューだけでなく器も前の日と同じにならないようにしています」。
(右)食後のコーヒータイムでゆったりくつろぐ。
朝時間の締めくくりは『コクテール堂』の深煎りのフレンチクラシックをアメリカンで飲むのが定番。時間がある日は、そのまま2時間ぐらい映画を見たり、くつろぎタイムに。
◯料理研究家・小堀紀代美さん
東京・富ヶ谷のカフェ『LIKE LIKE KITCHEN』(2012年閉店)でオーナー兼料理人を務めた後、料理家として活躍中。雑誌を中心にレシピ開発を手がけるほか、少人数制の料理教室とお菓子教室が人気。著書に『2品でパスタ定食』(文化出版局)など。
(左)時間がない朝も手作りクッキーを。
慌ただしい朝は、コーヒーと焼き菓子の組み合わせが定番。焼き菓子は手の空いた時に大量に作ってビンに保存。これさえあれば、時間がなくても美味しくてハッピーな朝が過ごせる。
(右)挽きたてのコーヒーを丁寧に淹れて楽しむ。
豆を挽き、じっくり丁寧に淹れる。この静寂のひと時が欠かせないという赤城さん。「挽きたてのコーヒーの香りで、身体が徐々に目覚めてくるのがわかります」。お気に入りは地元・鎌倉の名店『cafevivement dimanche』のコーヒー豆。
◯『t o r i c o t 』主宰・赤城美知子さん
フランス料理を学んだ後、イタリア料理店勤務等を経て独立し『toricot』を主宰。鎌倉の自宅で料理教室を開催する他、雑誌等へのレシピ提供、レストランの商品開発も手がける。
日々の暮らしを楽しくするのも、つまらなくするのも自分次第。自分で自分を楽しませてあげるぐらいの余裕があるといい。
(編集 M)
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