アメリカを感じるカタログ
別冊Lightning Vol.182 アメリカンヴィンテージ
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2017.02.24
家庭での食材や作りおきを保存しておくときに重宝する、ジップロック。実は食べ物を保存するときだけでなく、「調理」にも便利に使える優れモノだ。
料理家の星谷菜々さんも愛用しているひとり。友人宅での持ち寄りパーティーにお呼ばれした時に、ジップロックが大活躍してくれるという。その活用術を教えていただいた。
液もれしにくいスクリュータイプは、材料を入れてゆすれば手を汚さずに味をなじませることができる。千切りにしたニンジンと、ホワイトバルサミコ酢、オリーブ油、キャラウェイシードを入れて優しく上下にゆするだけ。ニンジンにほどよく味がなじんで、あっという間に「ニンジンのハーブ&スパイスラぺ」が完成!
食材と調味料を混ぜ合わせたいときは、平たいコンテナータイプを選んでボウル代わりに。今回星谷さんが作ってくれたのは、金柑が爽やかなフルーツマリネ。3等分にして種を取り除いた金柑をバナナ、ローズマリー、ラム酒、レーズン、はちみつとともにコンテナーに。上からレモン汁を搾って振りかけたら、フタをして優しく上下にゆする。余ったら、容器ごとホストにあげられるのも嬉しい。
風味づけとしても彩りを添えてくれる飾りとしても、おもてなし料理には欠かせないパセリやハーブ類。ただ、一回の料理で全部は使い切れない……。そんなときは濡らしたキッチンペーパーを敷いたコンテナーに保存して、新鮮さをキープ。小さめサイズのコンテナーで種類ごとに分ければ、使い勝手がさらにアップ。
何かと荷物がかさばる持ち寄りパーティー。ジップロックのような軽い素材を使った持ち歩きやすい入れ物を選ぶのも、「持ち寄り上手」の大事なポイント。賢いアイテム選びと使いこなし術で視線を集めよう!
○星谷菜々さん
料理家。料理教室『apron room』主宰。素材の味を大切にしたレシピと、乙女心をくすぐるスタイリングが人気。著書に『BAKE 焼き菓子の基本』(成美堂出版)など
(ヨシザワ)
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