相続法改正を完全網羅!
大切な身内が亡くなったあとの手続きの本 2019年改訂版
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2017.03.23
新学期に新生活、新社会人……。春は新たなスタートの季節。せっかくの節目だから、毎日過ごす空間を見直してみませんか? 自分らしいインテリアコーディネートで、自分だけのお気に入りの部屋が作れたら、きっとここから始まる毎日がさらにきらきらしたものに変化していくはず。
暮らし上手編集部は、「私らしい」インテリア術を楽しむ暮らし上手さんたちのご自宅を取材。十人十色、試行錯誤のうえに辿りついた部屋作りのマイルールには、参考になるヒントがいっぱい。「好きなものだけ」置いているはずなのに、なぜか部屋がイマイチ……。そんなお悩みをもつ方、必見です!
ひとつひとつに愛着があっても、やみくもにあれもこれもと取り入れていては、部屋は雑然として使いづらく、落ち着かない空間になってしまいます。
『ギャラリーフェブ』オーナーの引田かおりさんの住まいは、「イメージしたのは、ホテルのようなミニマムな暮らし」と話すとおり、どこを見ても無駄がなく、すっきり。棚の上にもキッチン周りにも、余計なものが置かれていません。といっても飾りがないわけではなく、玄関ホールにはガラス作家・イイノナホさんのシャンデリアが。ただものを置かないのではなく、「本当に好きなものだけを厳選する」潔さが、ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎないシンプルな空間を叶えているヒミツなのです。
「ぎゅうぎゅうにしては、新しい発想が出てきません」という引田さん。シンプルにこだわり必要なものだけを持つことで、余白が生まれ、次の暮らしに繋がるアイデアが出てくる。インテリアは暮らし方、生き方にも繋がってきます。
ヴィンテージ家具を扱うWebショップ『SARTORIA LIFE』を運営する浅田ちひろさん。インテリアは、年代や国、テイストに関係なく、自分達が感覚的に「いいな」と思ったものだけを配置しているそう。ミッドセンチュリーの家具、インダストリアルなケース、中近東のキリムなど、買った場所も年代もテイストもバラバラ。それでも統一感があるのは「買う時に家具単体でなく、世界観を重視して選んでいるからかも」と話します。自分たちの感覚を大切に、「いいな」と思ったものだけを配置していくことで、まとまりあるオリジナルの空間に。
暮らし上手な方々のインテリアで光っていたのは、グリーンや花。空間を明るく清々しく演出してくれる植物のパワーは、ぜひ積極的に取り入れたいテクニックです。
多肉植物・サボテン専門ストア『sol×sol』の店主・松山美紗さんは、グリーンのものはグリーン、白いサボテン類は白、というようにグループでまとめておくのが、調和が生まれるコツと話します。さらに、「グリーンの置き場所が変わるだけでも部屋の雰囲気が変わるので楽しいですよ」とのこと。太陽の光に合わせて部屋の中で配置換えをしてあげる必要がある多肉植物などは、手をかけるだけ、生活に楽しさと潤いがもたらされるようです。
『暮らし上手のインテリア』(3月23日発売)では、ここで紹介した以外にも、暮らし上手な方々がたくさん登場。それぞれに共通しているのは、自分の「好き」という気持ちに正直に、でも詰め込みすぎず、余白やゆとりを大切に、ということ。そのバランス感覚こそ、落ち着ける空間作りを叶える秘訣なのかもしれません。
(ヨシザワ)
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¥1,018(税込)
(2017.03.23発売)
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