相続法改正を完全網羅!
大切な身内が亡くなったあとの手続きの本 2019年改訂版
© 1999-2021 Ei-Publishing Co.,Ltd.
2018.09.14
デザインが気に入ったり、人気ブランドものがセールになっていたりすると、ついつい買ってしまう調理道具。中でもお鍋やフライパンは、使っていないものが収納スペースをとっていたり、似たようなサイズをいくつももっている…なんてことありませんか?
素材や大きさがさまざまな鍋とフライパンは、料理初心者には何を買えばいいか悩むものだし、料理になれた人には揃え方にこだわりたいところ。
そこで、料理家の瀬戸口しおりさんに、お鍋とフライパンの選び方のコツをうかがってみました。
じっくり素材に火を通す煮込み料理に向いているのは鋳物鍋。熱伝導のいいアルミ鍋は、お湯がすぐ沸くのでパスタをゆでる時などに使用しているという瀬戸口さん。
「いい物を長く使いたいから」と、買う時もじっくりと考えて、使い勝手の良さや素材の良さなど吟味した上で、気に入ったものを大小そろえて購入しているのだそう。
気に入ったお鍋は使い勝手もよくわかっているので、大きさ違いで揃えておくと、料理の種類や作る量によって使い分ければいいのでラク。火の入り具合が把握できているので、失敗もすくなくなるのもいいところですね。
ステンレスのお鍋は熱伝導が良いだけでなく、酸にも強く軽くて丈夫なので、どのような調理にも使える万能鍋。急いでいる時などはこの鍋を使ってさっと調理をするのだとか。
18~20センチ程度の小ぶりのテフロンフライパンは、瀬戸口さんの愛用フライパンの一つ。小さいので熱も回りやすく、焦げつきづらいため、急いで調理したい時にも安心して料理ができるそう。
料理の量によって、フライパンを使い分けているという瀬戸口さん。少量のおかずをささっと数品作る時は、小ぶりのもので。家族3人分をたっぷり作る時は29センチの大きなフライパンが大活躍してくれるのだそう。
瀬戸口さんは、普段は鉄製のフライパンを使い、パンケーキやお肉などをじっくり調理するそうですが、逆に野菜炒めなど、さっと作る料理には、焦げつかず、少ない油で調理できるテフロンのフライパンを使うのだそうです。
料理に合わせてフライパンを変えるというのちょっと上級編かもしれませんが、焦げの入り方やうまみを閉じ込める調理ができるのは、鉄製フライパンの得意分野。フライパンを買い替える時などに、調理の楽しみが味わえる鉄製フライパンを手に入れてみるのもいいかもしれませんね。
プロならではの揃え方のコツは、次にお鍋やフライパンを買おうとするとき、参考にできるアイデアですよね。いい道具を使うと、料理もぐっと美味しくなるし、料理自体も楽しくなるものです。
すぐにすべてを揃えようとせずに、本当に気に入ったものだけを少しずつ揃えていくのも楽しいですよね。素材や使い勝手にまでこだわって、長く使えるものを選んでください。
(出典:『暮らし上手の定番道具』)
(ライター:ふく)
詳しくはこちら!
この記事を読んだ人におすすめの記事
あわせて読みたい