シェフが伝える、肉のすべて。
肉 Complete
© 1999-2021 Ei-Publishing Co.,Ltd.
2018.12.23
「せっかく揚げ物をするなら、2種類以上は揚げたい!」という蓮池さん。唐揚げの漬け汁も、オニオンフライの味つけとして有効活用でき、一石二鳥のメニュー。
鶏もも肉 …2枚
<A>
ニンニク(すりおろし) …1~2片分
ショウガ(すりおろし) …大1片分
酒 …大さじ3
しょうゆ …大さじ1/2
塩 …小さじ2/3
片栗粉 …1/4カップ
薄力粉 …1/4カップ
粗挽こしょう …小さじ1
玉ねぎ …1/2個
薄力粉 …適量
炭酸水 …適量
揚げ油 …適量
イタリアンパセリ(あれば) …適量
1.鶏肉を漬け汁に漬け、玉ねぎを切る
鶏肉は大きめの一口大に切る。ボウルに<A>と鶏肉を入れて10分漬ける。玉ねぎは1.5cm幅の輪切りにし、バラバラにほぐしておく。
2.鶏肉に粉をまぶす
バットなどに片栗粉、薄力粉各1/4カップを入れて混ぜ、汁気をきった1の鶏肉を加えて全面に粉をまぶす(ボウルに残った漬け汁、バットの粉は取っておく)。
3.唐揚げを揚げる
2を1~2分おいて再び粉をつけ、170℃の油でカラリとするまで揚げる。
4.鶏肉にこしょうを絡める
火が通ったら油をしっかりきり、ボウルに入れてこしょうを加えてよく絡める。
5.玉ねぎに衣をつける
玉ねぎに薄力粉適量をまぶす。2の漬け汁が入ったボウルに残った粉を入れて炭酸水を加え、ドロッとした衣を作る(粘度が足りない場合は、分量外の薄力粉を加えて調整する)。
6.オニオンフライを揚げる
玉ねぎを衣にくぐらせ、唐揚げを揚げた後の油でカラリとするまで揚げる。器に唐揚げとオニオンフライをざっくりと盛り、あればイタリアンパセリを添える。
◎こしょうはたっぷりまぶしてスパイシーに!
唐揚げが温かいうちにこしょうを絡める。意外と辛くなりすぎないので、たっぷりと加えるのがおすすめ。
◎粉にカレー粉や青のりでアレンジも!
せっかく揚げ物をするなら、1種類よりも1種類を楽しみたい。玉ねぎなら、かさが増すので豪華に見えるのが嬉しい。粉にカレー粉を加えたり、青のりを混ぜたりしてもGOOD!
料理家・フードデザイナー 蓮池陽子さん
東京・雑司が谷出身。ビストロ勤務の後、料理教室で講師を務める。アウトドアで山菜や貝などの山や海の恵みを採取する中で、美味しい物の背景には“美しい自然”や“沢山の物語”があることに開眼。現在は”食の物語を紡ぐしごと”をコンセプトにケータリング、料理教室、フードコーディネート、メニュー開発、執筆などを行う。
暮らし上手オフィシャルウェブサイト
料理・掃除・洗濯などの日常の家事を大切にする人に向けたモノ・コトのHOW TO本。料理研究家などの専門家から、毎日の時間を豊かにするためのヒント・アイデアを学ぶ、ライフスタイル系実用書です。
この記事を読んだ人におすすめの記事
あわせて読みたい
この記事を読んだ人におすすめの本