子どもがどんどん食べる野菜レシピ
2015.10.21
いろんな料理にアレンジ自在! 今日から始める“豆活”レシピ
炭水化物やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含み、古くから健康食材として重宝されてきた「豆」。戻しさえすれば、味や調理法を問わずさまざまな料理に活用できて、そのうえ食べ応えも十分。「手間がかかって面倒」などと敬遠していてはもったいない! そこで今回は、料理家の方々が教えてくれる晩ごはんレシピが満載の「暮らし上手」ウェブサイトから、手軽に入手できて使い勝手のいい、3種の豆を使ったレシピをご紹介。それぞれの豆の味や食感に合わせた絶品料理を、ぜひ毎日の食卓に。
【レンズ豆】 別ゆで不要!「ごろごろ野菜入り豚肉と豆の煮込み」
長時間水に浸けて戻す必要がなく、早く煮えるレンズ豆は、常備しておきたい優秀食材。スープや煮物なら戻さず、そのまま他の食材と一緒に煮込めて手間いらず。サラダで使う際もさっと戻して雑穀感覚で使える。皮つき・皮むきの2つのタイプがあるので、種類によって加熱時間を調節しよう。
そんなレンズ豆を使った「ごろごろ野菜入り豚肉と豆の煮込み」は、寒い日には何よりうれしいあったかメニュー。肉の旨味が豆と野菜にしっかりいきわたるように、食材はすべて同じフライパンで炒めるのがポイントだ。もちろんレンズ豆は別ゆで不要で、手間も時間もかからない。そのうえ、栄養バランスも彩りも◎で言うことなし!
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2015/01/recipe-410/
◆レシピ考案:ヤミーさん
美術大学を卒業後、テキスタイルデザインの仕事を経て、輸入食材店に勤務。2006年1月に料理ブログをスタートし、レシピの簡単さと面白さからたちまちネットやテレビで話題に。現在、料理研究家として雑誌やTV、企業のレシピ開発などで活躍の他、著書多数。輸入食材の知識を生かして、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。最新著書『30分で2品完成! 発酵いらずのパンとすぐできるスープ』(扶桑社)が好評発売中。
【もっと知りたい】ヤミーさんのレシピ⇒http://www.kurashijouzu.jp/cook/yummy/
【ひよこ豆】独特の食感も楽しい「シーフードと豆のオイル煮」
凹凸した形の粒の大きなひよこ豆は、味が絡みやすく、ホクッとした独特の食感があり、食べ応えも抜群。カレーやスープ、サラダなどの具材にしたり、すり潰してペーストにしたりと、いろいろな料理に変幻自在。多めに戻してストックしておけば、何かと重宝する。
「シーフードと豆のオイル煮」は、ニンニクの香りを移したオリーブ油で豆やエビを煮込んだスペインのおつまみ。豆はどんな種類でもOKだが、ひよこ豆は特に味の絡みがいいのでおすすめ。ホクホクの豆とプリプリしたエビの食感も楽しく、コクのある味わいはワインにぴったり。自宅でバル気分を楽しんでみては?
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2015/05/recipe-497/
◆レシピ考案:渡辺ゆきさん
料理ライター・はちみつマイスター。料理のことなら調理、執筆、スタイリングまですべてをこなす。夫で写真家の小林キユウ氏と『小林ハニー』として養蜂活動もしている。豪徳寺にあるパン屋・ユヌクレではちみつの販売予定あり。詳細はhttps://ja-jp.facebook.com/kobayashihoney2013
【もっと知りたい】渡辺ゆきさんのレシピ⇒http://www.kurashijouzu.jp/cook/watanabe-yuki/
【大豆】ヘルシーな絶品コロッケ「大豆のファラフェル」
豆腐や味噌などの加工食品にも使われる、私たち日本人に最も身近な豆。クセのない優しい味わいで、ジャンルを問わずあらゆる料理に活用できる。「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質が豊富なので、肉の代わりに使っても。時間のあるときにまとめて戻してストックしておきたい。
「大豆のファラフェル」は、中近東で親しまれているひよこ豆のコロッケを大豆でアレンジしたもの。すり鉢で潰したホクホクの大豆にニンニクとクミンの風味がよく合って、一つ、また一つとつまみたくなるおいしさ。パン粉はフードプロセッサーで細かくして使うと、軽やかな仕上がりに。野菜と一緒にピタパンに挟めば、本場の味わいが楽しめる。
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2015/09/recipe-579/
◆レシピ考案:天野朋子さん
料理教室「Whole Foods Studio」(鎌倉)、「Native Foods」(熊本)主宰。Kushi Institute of Japan講師。日本の伝統食材を現代の食卓に美味しくクリエイティブに活かす《懐かしい未来食》を提唱。著書に「玄米、豆、野菜、海草を食べる」(日貿出版社」、「Whole Foods Studioのセルフ・ヒーリング・クッキング」(学陽書房)など。
【もっと知りたい】天野朋子さんのレシピ⇒http://www.kurashijouzu.jp/cook/amano-tomoko/
自分でゆでた豆で作った料理のおいしさを知れば、あなたもきっと“豆レシピ”のトリコ。時間がないときは市販の水煮も利用して、無理せず、楽しく、日々の食事に豆レシピを取り入れていこう!
(エイパブ編集部・ヨシダ)
詳しくはこちら!
¥1,019(税込)
(2015.03.28発売)
雑誌コード | 62397-96
サイズ | A5判 160ページ
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