超ラクお弁当の作り方
簡単!のっけ弁当の本
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2015.11.18
朝の少ない時間でも、おいしくキレイなお弁当は作れます! お弁当上手な中山智恵さんのお弁当には、限られた時間でもおいしくきれいに作るためのコツがいっぱい。だから、作り方から盛り付けまで、そっくり“真似っこ”するのが、お弁当上手への近道です!
今回は、“ご飯”に重点を置いたお弁当に挑戦。その分、おかずは手軽にささっとできるものを作るのがキモです。
今回のお弁当は何と言っても、きのこと豚挽肉でボリューム感を出した混ぜご飯が主役。そこに副菜として、歯応えのある切干大根と桜エビの平焼き卵を合わせて、柿と水菜のサラダでフレッシュ感をプラスします。
今回は3品の中から、「きのこと豚挽肉の混ぜご飯」のレシピをご紹介。
[材料]1人分
えのきだけ … 1/2袋(50g)
しいたけ … 1枚
豚挽肉 … 50g
ご飯 … 150g
酒 … 大さじ1/2
黒こしょう … 各少々
サラダ油 … 少々
≪A≫
焼き肉のタレ … 大さじ2
味噌 … 少々
[下準備]
きのこはそれぞれ石突きを切り、えのきだけはざく切りに、しいたけは薄切りにする。
[作り方]
1.フライパンに油をしき、挽肉ときのこを入れ中火で炒める。
2.きのこに焼き目がついたら酒を振り、軽く炒め合わせる。≪ A ≫を加えて、味噌を焼き付けるようにほぼ汁気がなくなるまで全体になじませる。
3.ボウルに温かいご飯を入れ、2.を入れて全体に混ぜ合わせ、軽くこしょうを振る。
ポイントは、挽肉ときのこ類を入れてから、フライパンを火にかけること。きのこは焼き目がつくまで中火でじっくり焼くことで、旨味が凝縮して美味しさがアップします。
3品だけでも満足度の高いお弁当に仕上げる最後のカギは、お弁当箱への詰め方。ここを工夫するだけで、お弁当の印象はがらりとチェンジ。
ご飯をたっぷり敷き詰めて、丼風の盛り付けに。平焼き卵は動きを出すように斜めに並べ、最後にしいたけをアクセントに飾ります。
冷蔵庫に野菜があったらもうひと手間かけて、平焼き卵を焼いた後に同じフライパンで焼いてみて。今回は薄く切ったレンコンを色よく焼いてプラス。
おかずをもう一品、二品足さなくてもこれだけで、十分に豪華な感じになります。
「お手本弁当」って?
アイデア次第でお弁当づくりはぐっと楽に、ぐっと楽しくなる。そんなお弁当づくりのコツをまるっと真似っこして学ぶ、暮らし上手編集部による本誌連動型 連載企画です。本誌では副菜2品のレシピのほか、お弁当のきれいな詰め方、30分かからずに作りきる手順など、お弁当づくりのヒントがぎゅぎゅっと詰まった智恵さんのお弁当を丁寧に解説しています。
現在暮らし上手編集部では、“智恵さんのお手本弁当”をまるっと真似して作ってみました! という声を募集中。
◆投稿方法
1.Instagramでハッシュタグ #暮らし上手のお手本弁当 をつけて写真をアップ
2.タイトルを「智恵さんのお手本弁当」として、kurashijouzu@ei-publishing.co.jp に写真とコメントをメール
実際に作ってみて、こんなに変わった! ここが難しかった……などなど、リアルな声もお待ちしています!
教えてくれたのは……
○中山智恵さん
フードコーディネーター。
テレビや雑誌、イベントでの料理制作など、幅広く活躍中。
著書に『定食弁当』(主婦と生活社)、
『「下ごしらえ」があればラクおかず』(マイナビ)がある。
▼暮らし上手WEBでも智恵さんのレシピを公開しています
http://www.kurashijouzu.jp/cook/nakayama-chie/
(ヨシザワ)
詳しくはこちら!
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