自宅でおいしいご飯を食べよう
FOR LIFE KITCHEN わたしだけの料理教室
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2015.12.22
おかずの組み合わせ、段取り、詰め方……限られた時間でも大満足のお弁当を作るのには、ちょっとしたコツがあります。フードコーディネーター、中山智恵さんのお弁当には、そうした工夫がいっぱい。智恵さんのお弁当をそっくり真似っこして、お弁当づくりのポイントを学びましょう!
今回は、お弁当の定番「海苔弁」に挑戦。懐かしの海苔弁が、智恵さんの手にかかれば、ほらこのとおり。上品な大人の海苔弁に変わってしまいます!
今回のお弁当の主役は海苔弁=海苔ご飯の部分ですが、そこを大人顔に仕上げているのは、一緒に詰めた上品なおかず。アンチョビとバターを利かせた「鶏とレンコンの洋風炒め」に「ニンジンとほうれん草の梅マヨ和え」でまろやかな酸味をプラス。箸休めに塩ゆでしたサツマイモを添えます。
では、そんな“大人顔おかず”3品の中から、「鶏とレンコンの洋風炒め」のレシピをご紹介。
※「ニンジンとほうれん草の梅マヨ和え」など、そのほかのレシピや美味しくつくるポイントは『暮らし上手のもてなしごはん』(https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/kurashijouzu-411369/)誌面で紹介しています
[材料]1人分
鶏もも肉 … 1/3枚
レンコン … 5cm分
アンチョビ、ローリエ … 各小1枚
バター … 5g
白ワイン、オリーブ油 … 各大さじ1/2
塩、黒こしょう … 各少々
[下準備]
鶏肉は一口大に切り塩こしょうをし、レンコンはよく洗って乱切りにして3 分ほど水にさらし、水気をふく。アンチョビは粗く刻む。
[作り方]
1. フライパンに油と鶏肉(皮目を下にする)とレンコンを入れ、レンコンは時々面を変えながら、弱めの中火でじっくり焼く。
2.鶏肉に焼き目が付いたら裏返してさっと焼き、アンチョビと白ワインを加えてなじませ、ローリエ、バターを加えて全体を炒め合わせる。仕上げにこしょうを振る。
ローリエには香り付けの効果が。煮込みだけでなく、今回のように炒め物にも重宝します。飾りやしきりにもなって便利!
お弁当を上手に仕上げる最後の山場は、おかずの詰め方。2段重ねに仕上げた海苔ご飯を半分、もう半分にはおかず3品を詰めます。炒め物に使ったローリエの葉を生かしたのがポイント。最後にちょこんと飾るだけで、ぐっとおしゃれに。
雰囲気を変えたくなったら、鶏とレンコンの洋風炒めを竹串に刺して焼き鶏風に。海苔ご飯の上にのせて、存在感をUP。このひと手間で、蓋を空けた時のワクワク感が演出できます。
海苔弁とおかず3品。下準備から片付けまで、すべて含めて25分! 智恵さんのお弁当に隠された、朝の貴重な時間の中でもスムーズに作る手順のポイントや時短テクニック、崩れず仕上げる上手な詰め方など……詳しくは『暮らし上手のもてなしごはん』(https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/kurashijouzu-411369/)誌面をご覧ください!
「お手本弁当」って?
アイデア次第でお弁当づくりはぐっと楽に、ぐっと楽しくなる。そんなお弁当づくりのコツをまるっと真似っこして学ぶ、暮らし上手編集部による本誌連動型 連載企画です。本誌では副菜2品のレシピのほか、お弁当のきれいな詰め方、30分かからずに作りきる手順など、お弁当づくりのヒントがぎゅぎゅっと詰まった智恵さんのお弁当を丁寧に解説しています。
現在暮らし上手編集部では、“智恵さんのお手本弁当”をまるっと真似して作ってみました! という声を募集中。
◆投稿方法
1.Instagramでハッシュタグ #暮らし上手のお手本弁当 をつけて写真をアップ
2.タイトルを「智恵さんのお手本弁当」として、kurashijouzu@ei-publishing.co.jp に写真とコメントをメール
実際に作ってみて、こんなに変わった! ここが難しかった……などなど、リアルな声もお待ちしています!
教えてくれたのは……
○中山智恵さん
フードコーディネーター。
テレビや雑誌、イベントでの料理制作など、幅広く活躍中。
著書に『定食弁当』(主婦と生活社)、
『「下ごしらえ」があればラクおかず』(マイナビ)がある。
▼暮らし上手WEBでも智恵さんのレシピを公開しています
http://www.kurashijouzu.jp/cook/nakayama-chie/
(ヨシザワ)
詳しくはこちら!
¥1,018(税込)
(2015.11.20発売)
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