自宅でおいしいご飯を食べよう
FOR LIFE KITCHEN わたしだけの料理教室
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2016.03.02
春野菜の代表格、菜の花。鮮やかな緑色とほのかな苦みが、新しい季節の訪れを感じさせてくれる。そのうえ、菜の花には女性にうれしい栄養素も豊富。カロテンやビタミンC、カリウム、鉄、食物繊維などを多く含み、抗酸化作用や便秘解消効果が期待できるので、春に向けて体をリフレッシュするにはもってこいの食材だ。
そこで今回は、料理家の方々が教えてくれる晩ごはんレシピが満載の「暮らし上手」ウェブサイトから、菜の花のアレンジ料理をご紹介。定番のおひたしを使った一品や、食感を生かした炒め物、パスタなど、どれも簡単でいて味わい深いレシピばかり。おいしくてヘルシーな菜の花料理で、食卓に春を呼び込もう。
旬の菜の花をたっぷりとあしらった温かいうどんは、まだまだ冷えに気をつけたい春先にぴったり。昆布と鰹節のダシを利かせたおつゆは、最後に加えるショウガがよいアクセントになって、飲み干してしまいたくなるおいしさ。菜の花は手でちぎって調理すると、包丁で切るよりも苦味やアクが出ず、より旨味が楽しめるのだそう。
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2016/02/recipe-677/
◆レシピ考案:内田悟さん
フランス料理店で修業中に野菜への関心を深め、26歳より23年間青果納品業に勤務。その後築地場内の仲卸店で有機無農薬野菜のコーナーを立ち上げたのち、2005年にレストラン専門青果店『築地御厨』を創業。素材にこだわるレストランにお任せで注文を受けるほど、信頼できる青果店として評判を呼ぶ。2007年からは、一般消費者にもきちんと野菜と向き合ってほしいと、本業のかたわら無料の『やさい塾』を開講。安全安心な野菜の選び方や扱い方を独自の視点でわかりやすく伝え、幅広い支持を得る。野菜の目利きとしても、テレビ、雑誌などで活躍中。
【もっと知りたい】内田悟さんのレシピ⇒ http://www.kurashijouzu.jp/cook/uchida-satoru/
菜の花のほろ苦さとホタルイカの旨味という2つの旬の味覚が楽しめる、春らしさ満載の一品。卵とミニトマトをプラスすることで味わいがマイルドになり、彩りも鮮やかに。菜の花は「軸先を1cmくらい切り落として30分ほど水に浸ける」というひと手間によって葉がシャキッと蘇り、より新鮮な食感が楽しめる。旬に味覚をよりおいしくいただくために、こんなコツも覚えておきたい。
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2014/03/recipe-191/
◆レシピ考案:タカハシユキさん
フードコーディネーター。自由な発想と新しい視点でジャンルにとらわれない料理を生み出している。雑誌、書籍、テレビ等で幅広く活躍中。近著に『汁物が好きなので』(池田書店)、『海の天然サプリ「煮干し」のレシピ』(グラフィック社)など。
http://blog.livedoor.jp/homatiame/
【もっと知りたい】タカハシユキさんのレシピ⇒ http://www.kurashijouzu.jp/cook/takahashi-yuki/
菜の花に相性のよいタラを合わせ、ショウガと醤油のみのシンプルな味付けでいただく本格パスタ。ポイントは、タラを白ワインで蒸して臭みを消すことと、味の決め手となるショウガをたっぷりと加えること。これにより旨味がアップし、ニンニクを使わなくても最後までおいしく味わうことができる。タラを大きめに切れば存在感が増し、見た目も味も大満足の一皿に。
▼材料&作り方はこちら
http://www.kurashijouzu.jp/2015/01/recipe-399/
◆レシピ考案:夏井景子さん
お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働きながら料理の勉強をし、原宿の『Annoncook』(現在、原宿から代官山に移店)で店長を勤め独立。2014年夏から季節を意識した献立作りやキムチ作りの料理教室をはじめる。“日々のごはんがちょっとした工夫で美味しくなり明日の活力になりますように”をコンセプトに日々活躍する。
http://natsuikeiko.com/
【もっと知りたい】夏井景子さんのレシピ⇒ http://www.kurashijouzu.jp/cook/natsui-keiko/
定番のおひたしや芥子和えもいいけれど、時にはこんなアレンジレシピで、趣向を変えて楽しむのもおすすめ。いつもと違う新鮮な一皿に、思わずお箸も進むはず。旬の今だけしか食べられない菜の花を、あの手この手で存分に味わいつくそう。
(エイパブ編集部・ヨシダ)
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¥1,019(税込)
(2015.03.28発売)
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