カフェとインテリアの関係性。
東京カフェインテリア
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2016.07.15
『滋賀県』というと、お隣京都の華やかさに押され、地味なイメージを持っている人もいるかもしれない。しかし、京都出身の編集Mにとっては、ほっとくつろげる『地味さ』こそが滋賀の魅力だと思う。
そんな滋賀の、いかにも滋賀らしい魅力にあふれたカフェ4店をご紹介したい。まるで昭和にタイムスリップしたかのような不思議な空間。あわただしい日常を離れ、静かで穏やかな時間を過ごしに行ってみてはいかがだろうか。
なんといっても一番目を引く特徴は、廃校舎を利用したその外観だろう。ここは、木工作家・川端健夫さんと、パティシエ・川端美愛さんご夫婦が切り盛りするギャラリーカフェ。カフェ部門にあたるpatisserie MiAでは、旬の素材を使ったスイーツのほかにも、無農薬の野菜やフルーツがたっぷりの「ランチコース」(2160円/予約制)も味わえる。
地元の成田牧場から取り寄せたノンホモ牛乳で作るシュークリーム『ミヤッコ・フルーツ』(410円)、『季節のタルト』(486円)などが人気だ。
住所:滋賀県甲賀市甲南町野川835
TEL:0748-86-1552
営業時間:12:00~17:00(L.O16:30)
休み:月曜・火曜
宿場町の風情を残す街の一角にある古道具屋。築200年以上の蔵を改築した店の中には、和骨董や和ガラスなどの古道具が所狭しと並ぶ。奥琵琶湖を一望できる最高のロケーションに恵まれ、季節や時間ごとに移り変わる景色にはファンも多い。その景観をおすそ分けしようとカフェを始めたところ、今では古道具以上にここで飲むコーヒーを楽しみに来店する人が増え、店主はちょっぴり複雑な気分なんだとか。
コーヒーはフレンチプレスで。気に入った器は購入も可。
住所:滋賀県高島市マキノ町海津2080-7
TEL:0740-28-8055
営業時間:10:00~18:00(L.O17:30)
休み:不定休
明治35年創業、古民家移築再生や古材販売を手掛ける『島村葭商店』が母体。古くても良いものを若い人に伝えたいと、気軽に入れる喫茶スペースを併設。料理は割烹経験のあるオーナーを中心に、経験豊富なスタッフが毎日手作り。『本当に美味しいものだけを出したい』と旬を過ぎたものはすぐにメニューから外すなど、こだわりも強い。内装に使われる家具類も購入でき、日々レイアウトが変わる面白さも人気を集めている。
『古良慕の週替りごはん』(1080円)は、地元食材をふんだんに使った優しい味付け。
住所:滋賀県高島市新旭町旭460
TEL:080-9758-3780 (お食事のご予約のみ承ります)
営業時間:11:00-18:00ごろ( lunch 11:30-14:00 )
休み:水曜日(臨時休業あり)
おかずやスイーツだけでなく、米も味噌も手作り。子育てママでもある店主が、子どもにも食べさせたい安心安全な家庭料理をふるまっている。ご飯に黒米を混ぜたり、サラダにキヌアを加えるなど、素朴な中にもひと手間加えたメニューが好評だ。
日替わりのおかず4種、雑穀ご飯、味噌汁、お茶、ミニデザートがついた『今日のごはん』(1080円)。
住所:滋賀県愛知郡愛荘町長野1478
TEL:080-1503-6743
営業時間:11時開店~15時閉店
休み:月・土・日曜日、祝日(臨時休業あり)
(編集 M)
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