自然を楽しむためのノウハウ
別冊ランドネ 親子でキャンプBOOK
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2016.08.10
登山の誘いを受けたら、装備といっしょに「山の行動食」を準備しよう。パッと取り出し、サッとエネルギーチャージができる行動食。あなたは何を持っていきますか? これなら間違いなしの『テッパン行動食』をご紹介。
山では空腹やのどが渇いたと感じるまえに、早め早めにエネルギーや水分を補給することが大切。糖分だけでなく、汗で失われるミネラルも忘れずに。適切な行動食が疲れを最小限にくい止めてくれる。
エネルギーの他に、さまざまな栄養素がとれるバランス栄養食。「『クリーム玄米ブラン』はクリーム入りなので、水がなくても食べやすい」、「『SOYJOY』はパサつきが少ないのがいい」と、のどのとおりやすさも大事なポイント。
高カロリーで、エネルギーになるチョコ類は、やっぱり行動食のテッパン。山では「キットカット」、「カントリーマアム」、「ベイク」など、溶けにくくベトベトしないもの、個包装で食べやすいものが選ばれている。
「クリアボトルにナッツやクルミ、ドライマンゴーを混ぜたものを持っていきます」、「ミックスナッツと柿の種、小粒おかき、M&M’Sを混ぜて」など、しょっぱさと甘さ、どちらも楽しめるオリジナルミックスを作る人も多い。あなたも自分好みのミックスナッツを作ってみよう。
コンビニやスーパーなどで手に入る味つきのくきわかめ。塩味、梅しそ味などがある。「甘酸っぱくて、水分も含んでいるので、のどが乾いていても食べやすい」、「シャキシャキ食感で、満足感がある」。ミネラル分が補えるのもうれしい。
昔ながらの塩あめは、山の行動食のド定番。汗をかいて失われた塩分と、エネルギーになる糖分を同時に補給できる優れもの。疲れて食欲不振になっても口に含みやすいのでエマージェンシーキットに常備させておくとよい。水分を多く摂取する夏は、とくに塩分が不足しがちなので塩分補給は必須だ。
カリカリ梅や乾燥梅干しなど、すっぱいものも人気。梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復効果が期待できる。「疲れると甘すぎるものは受け付けなくなるけど『ピュレグミ』は甘酸っぱくて食べやすい。ジップタイプになっているので持ち運びにも便利だ。
Share the Mountain 誰かを誘って、山に行こう!
『Share the Mountain(シェア ザ マウンテン) 誰かを誘って、山に行こう!』は、8月11日の「山の日」制定をきっかけに、登山を筆頭にしたアウトドアの楽しみを、もっと多くの人々に認知していただくべく立ち上がりました。「みんなで山を楽しもう」をモットーに、さまざまな登山レベルの人々のためになる山情報をアップしていきます。
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