人間関係をラクにする一冊。
大人の話し方 聞き方 超入門
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2016.11.17
何かと忙しい現代の私たちは、移りゆく季節に鈍感になりがちです。そこでオススメしたいのが、お部屋に花を生けること。春夏秋冬、どの季節にも旬の花があり、多くの植物が眠りにつく冬にも、健気に咲く花があります。
冬はシクラメン、パンジーなど、寒さに強い花をガーデニングで楽しむ人も多いと思いますが、余裕がなくて育てる自信がない……なんていう人もいるはず。そんな人も、通勤の途中など花屋さんで色とりどりの花を見かけてホッと和むことありませんか? 最近では駅構内にも花屋さんが増え、仕事帰りに手軽にお花を買うことができます。
そこで、東京・中目黒と蔵前にある人気のフラワーショップ「イクス」に冬の花の楽しみ方を教えてもらいました。部屋を彩るインテリアとしてはもちろんのこと、旬の花を生けることで、その季節を感じとることができます。育てるのは自信がない人も、冬に似合う花を選んで部屋に飾ってみましょう。
クリスマスの時期に咲くバラに似ていることから命名された「クリスマスローズ」。寒さに強く、雪を持ち上げて花を咲かせるところから「雪起こし」とも呼ばれています。日本での見頃は主に12~4月。葉っぱがついている姿も可愛いので、同じ種類で同じ色のものを数本、小さな花瓶に生けてあげると贅沢に楽しめます。
蕾が下を向く形が、人が頭を垂れて考えている仕草に似ていることから、フランス語の「パンセ」=「考える」という言葉を当てはめたという「パンジー」は、その印象を生かした一輪挿しがおすすめ。色違いの花を背の低い透明なガラスの花瓶に生けると、力強い色合いが映えます。
冬は花だけでなく、葉も負けじとしっかりとした付きものが多くなります。針葉樹の枝ものが多く出回るので、花瓶に生けて楽しむだけでなく、リース作りを楽しめるのもこの季節ならでは。香りの良いモミやヒバなどの針葉樹がおすすめで、自分だけのリースを作って玄関や部屋に飾れば、オシャレな雰囲気がアップします。
植物の動きが静まりかえるなか、厳しい冬に咲く花はどこかひたむきにがんばっているように見えます。例えば朝の出勤前にそんな花たちが送り出してくれたら、寒い日もポッと心が温まりそうですね。
(K)
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