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PREPPY 2020年6月号
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2017.03.01
頭皮ケアとは、シャンプーや生活習慣、運動やマッサージなどで、頭皮環境をよくすること。普段から髪質を気にして毛髪をケアしている人は多いのだが、いくらトリートメントなどを行っても、土台である頭皮環境が悪ければ、生えてくる髪も薄毛や抜け毛になりやすくなる。育毛のためには、ヘアケアよりもむしろ頭皮ケアが重要になってくる。
頭皮は、体の中でも状態がわかりにくい場所だ。たとえば、顔や手足の肌が荒れていれば、すぐにスキンケアできるが、頭皮は目で見えないため、日々のケアが大切になってくる。
1.髪が育つのは夜から朝にかけて。寝る前には頭皮を清潔に。
髪が成長する時間帯の前に頭皮をきれいにするため、夜のシャンプーは欠かせない。また、育毛剤を使用するなら、シャンプーで汚れを落とした直後がおすすめ。1日1回では足りないので、朝も使用する。
2.生活習慣を見直す。睡眠不足は頭皮トラブルの大敵!
生活習慣の基本リズムは非常に重要だ。特に、睡眠不足や朝と夜が逆転している人は要注意。このような人は頭皮の血行が悪くなりやすく、脱毛症などになった場合、なかなか治らない。
3.まずは毎日3ヵ月、マッサージを継続する。
頭頂部の髪が薄くなる原因のひとつに、頭頂部周辺の頭皮が張っているからというものがある。張っている状態がどういうことかというと、頭蓋骨と皮膚の間がくっついているということ。つまり、血管を圧迫しているため、物理的に血行が悪くなっている状態なのだ。髪の薄い人ほど頭皮は動きにくいはずだ。
マッサージをした直後は、頭皮の血行が非常によくなっている。血行のよさを維持する時間を長くするためには、毎日継続することが大切。毛髪に変化が見えてくるのは、早い人で3ヵ月かかる。
【頭皮の張り度チェック】
まずは後頭部の皮膚を動かしてみよう。ここが通常の柔らかい頭皮だ。先ほどの動きを覚えた後に、次は頭頂部の皮膚を動かしてみる。動かしにくいと感じたら、張っているということになる。
マッサージをしている間は、だんだん頭皮が柔らかくなっていることをイメージしながら行おう。
Step1 前頭部を上下に動かす
両手のすべての指の腹を、前頭部周辺に当て、頭頂部に頭皮を集めるように上下に動かす。
Step2 側頭部を上下に動かす
前頭部と同じように、側頭部の頭皮を頭頂部に集めるように上下に動かす。
Step3 後頭部を上下に動かす
最後に、後頭部の頭皮を頭頂部に集めるように動かす。
頭頂部の皮膚がとくに固まっている人は……
頭皮は下に下がるほど柔らかくなっている。無理に動かそうとせず、下から徐々に上に集めていくようにする。
こと育毛に関しては、気を長くもつことが肝心だ。すぐに変化がないからといって、あきらめてしまわないようにしたい。『トイレに入ったらやる』『CMタイムには必ずやる』といった自分なりのルールを作ってルーティン化してしまうといいかもしれない。
(編集 M)
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