自分らしい住まい。
湘南の家づくり
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2017.05.22
部屋や収納のスペースには限りがある。だから、必要でないモノを捨てなくてはいけないのはわかる。頭ではわかっているのだけど、やっぱり罪悪感やもったいない精神で、捨てられない! ……そんな「捨てられない」人に解決策を示してくれるのが、「捨活アドバイザー」として活躍している岡田敏子さんだ。どうしても片づけられなかった人たちに向けて、「余計なモノを捨てて片づける」という方法をトレーニング形式で伝えている。
今回は岡田さんの著書『スッキリ捨てる持ち物ダイエット』から、あなたが捨てられない原因別にその解決策を紹介。「もったいない」「思い出があるから」……そんな罪悪感やエコ精神と決別して、快適な「片づいた部屋」を手に入れよう!
自分の家のスペースを有効活用できているかどうかを見直そう。よく点検すれば、スペースを無駄に使っている場所があるはず。「モノが多く、増えてしまう」と思ってしまってしまいがちだが、そういう人に限って何を持っているが曖昧にしか把握していないもの。まずは全体のモノの量を明確にしてみよう。
片づけたい気持ちはあるけれど、「やる気になれない」……。そんな人は言い訳せずに、失敗してもいいという気持ちでとにかく体を動かすこと。やる気は勝手に湧いてくるものではない。最大の敵は自分への甘さだ。
ときには自分を律して、ルールを作ることも必要だ。たとえばご飯を食べる前には必ず机の上を拭いて片づける、といったちょっとした作業から習慣にしてみよう。「今日はテーブルの上もキレイだし、拭かなくてもいいや」なんて考えてしまうこともあるが、言い訳は厳禁。少し体を動かすだけで、脳内のやる気回路が活発になるのがわかるはずだ。
自分はどうも「効率が悪い」みたい……。そう思う人は、いっそプロの手を借りてみるのも手だ。毎回頼むのは大変だが、一度試しにお願いして間近で見てみると、きっと勉強になるはず。
一人でできないから手伝ってもらうのは、決して恥ずかしいことではない。悩みを誰かに打ち明けられる人の方がかっこいい、と思おう。わからないことやできないことをプロに任せると、きっとあなたにとって大事な学びになる!
「とにかく捨てられないんだ!」そんな人は、まずは小さな習慣を積み重ねよう。毎日必ず朝起きたら家中のゴミをまとめる。帰宅したらリビングに直行する前に玄関でポストの郵便物やチラシを分別し、不要なものをその場で捨てる。朝食・夕食のあとにすぐ片づける……最初は大変かもしれないが、ダイエットと同じく持続が必要だ。まずは続けようという意思を持って、とにかく行動に移そう。
いかがだろうか。ひとつずつ見ていけば、あら不思議。あれだけ「ムリ!」と思っていたことも、「できるかも」と思えてくる。1つモノを捨てられたあなたは、もう以前のあなたではない。ひとつひとつ、自分に向き合って「できた」という体験を積み重ねていこう。気がついたときにはすっかり「捨てられる人」になっているはずだ。
(出典 『スッキリ捨てる持ち物ダイエット』(監修:岡田敏子))
(ヨシザワ)
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