アルティメットみそ汁スタイル
最強のみそ汁
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2017.06.12
日本スーパーフード協会が、2017年のトレンド予測ランキングで1位に選出した『ゴジベリー』。一般的には、杏仁豆腐の上に乗っている『クコの実』というほうがなじみがあるかもしれない。実はこのゴジベリー、加齢による体の不調や美容が気になる方にとっては、うれしい効能がいっぱいの万能食材なのだ。
「スーパーフードは体によくても、食べにくくて続けるのが大変」という印象を持っている方も多いかもしれないが、ゴジベリーは食べやすさもポイント。
本来は、生で食べるのがもっとも効果的だと言われているが、保存が難しいため、日本で手に入るのは乾燥されたものがほとんど。もちろん、それでもゴジベリーの効能は十分にある。ドライなら、そのままおやつ感覚で口にできるのも魅力だ。クセがなく、和洋中さまざまな料理にも使えるので、続けやすいのもいい。
ここでは火を使わずにできる簡単アレンジを3品ご紹介しよう。ゴジベリーのほんのり甘酸っぱい味わいが楽しめる。
近年、健康や美容にいい食材として注目されている発酵食品・甘酒との組み合わせ。豆乳や牛乳、お湯など、好みのドリンクで割ると美味しくいただける。豆乳で割った後、ゼラチンで固めてゼリーにするのもおすすめ。
甘酒の自然な甘さと、ゴジベリーのほんのりとした甘酸っぱさがマッチ。割るドリンクによって、いろいろな味わいが楽しめる。
[材料]
ゴジベリー ……大さじ2(14g)
米麹甘酒(無糖、2倍希釈) ……250ml
1.ゴジベリーを入れる
ゴジベリーを密閉できるビンや保存容器に入れる。
2.甘酒を加えて漬ける
1に甘酒を加え、冷蔵庫で半日以上漬ける。
※スプーンでひと混ぜして、1:1を目安に豆乳で割るとまろやかで飲みやすい。
お酒好きにはたまらないゴジラム。甘酸っぱいゴジベリーと芳醇なラム酒が溶け合った、ラムレーズンのような味わい。クリームチーズと一緒にクラッカーにのせたり、アイスクリームやヨーグルトに添えたり、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができる。
[材料]
ゴジベリー ……大さじ2(14g)
ラム酒 ……大さじ2
はちみつ ……大さじ1
1.混ぜる
ラム酒とはちみつを密閉できるビンや保存容器に入れ、よく混ぜる。
2.ゴジベリーを漬ける
1にゴジベリーを加え、冷蔵庫で半日以上漬ける。
爽やかなレモンとゴジベリーのコンビは、肉や魚料理、唐揚げのソースにぴったり。
[材料]
ゴジベリー ……大さじ1(7g)
レモン ……3個
1.レモンを転がす
まな板の上にレモンを置き、軽く力を入れて手でコロコロ押し転がすと、果汁が絞りやすくなる。
2.レモンを絞る
レモンは果汁を絞る。ゴジベリーと一緒にビンに入れ、冷蔵庫で半日以上漬ける。
1日の適正量は大さじ1、約7gが目安。胃腸が弱い人、女性でおりものが多い人など、体内の水分量が多い場合は、食べ過ぎると下痢になりやすくなるので量を控えよう。
●監修:杏仁美友 (きょうにん・みゆ)
漢方& 薬膳アドバイザー、国際中医師、中医薬膳師。漢方薬や薬膳で自身の体調不良を改善したことをきっかけに、漢方・薬膳の世界へ。メディアで漢方・薬膳の知恵を紹介するほか、2011 年には薬膳コンシェルジュ協会を設立し、薬膳の資格講座の運営にも注力している。『超カンタン! 漢方・薬膳』(エイ出版社刊)をはじめ、著書多数。
(出典:『ゴジベリーで老けない体をつくる!』、監修:杏仁美友)
(編集 M)
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¥1,100(税込)
(2017.05.26発売)
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