2017.07.18
ユニクロにH&M。デキる男の定番アイテム『シャツ』のプチプラ着こなし術
シャツはメンズファッションに欠かせないアイテム。ポイントさえ押さえれば、プチプラのシャツでもデキる大人を演出できる。外さないデザイン選びやサイズ選び、技ありのコーディネートなど、定番おしゃれをランクアップしてくれる着こなし術をご紹介!
シャツ選びのポイントは「色柄」と「サイズ感」
プチプラでのシャツ選びでまず注目すべきは、色柄のデザイン。無地のものか、定番のチェックやストライプ、色は白かブルー系を選んでおけば間違いがない。次はサイズ選びだが、ここを誤るとすべてが台無しになるので気をつけて! 身幅が大きすぎると、キレイなシルエットが作れず寸胴に見えてしまったり、アウターの中でシャツがだぶついて着心地が悪くなったりするので注意が必要だ。また、最近のトレンドは袖周りのゆるい、全体にシルエットがルーズな印象のシャツ。慣れてきたらトライしてみよう。
写真左から、オックスフォードシャツ(グローバルワーク)、プレミアムリネンストライプシャツ(ユニクロ)
写真左から、レギュラーフィットプレミアムコットンシャツ(H&M)、オーガニックコットンシャツ(無印良品)
【コーデ1】ダンガリーシャツでリラックス感を演出
リラックス感をテーマにした、着くずしのお手本のようなコーディネート。ダンガリーシャツは思い切ってボタンを2つ開けると、より開放感あるスタイリングに。多少ゆったり目のサイズを選び、あえてパンツにインするのもポイントだ。
ボトムスはくるぶしを出したパンツで爽やかに。シルエットの美しいスラックス調のクロップドパンツなら、上品なリゾート感を演出してくれる。
裾をまくって着こなすのもアリだが、短くしすぎて子どもっぽくならないように注意しよう。ベルトはトップスとボトムスの色にすんなりと馴染みながらも、ほどよく主張してくれるブラウンが◎。シューズとの色合わせも忘れずに。シャツにたるみを持たせつつベルトもしっかり見せることで、コーデがキュッと引き締まる。
<コーデ>
デニムシャツ(H&M)、パンツ(グローバルワーク)、ベルト(GU)、シューズ(ソロヴィエール)、サングラス(スタイリスト私物)
【コーデ2】ボタンダウンシャツでプレッピーっぽく
色合わせと素材に小ワザをきかせた、遊び心いっぱいの着こなし。アイビールックをより新しく、若々しいテイストを加えて着くずす、プレッピースタイルを思わせるコーディネートだ。
ボタンダウンシャツに合わせるのは、カジュアルなボーダー柄のニットタイ。編み地ならではの素材感、季節感が表情に爽やかさや柔らかさを与えてくれる。ベルトも通常の革製のビジネスベルトではなく、メッシュベルトにするとグッとカジュアル感がアップする。
時計は、洗練されたデザインとトラディショナルでシンプルな作りが人気のダニエル・ウェリントンをセレクト。カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍してくれる間違いのない1本だ。ここではカラフルなベルトでコーデのアクセントに。
<コーデ>
B.Dシャツ(グローバルワーク)、チノパンツ(ユニクロ)、ベルト(GU)、スニーカー(ニューバランス)、時計(ダニエル・ウェリントン)、ネクタイ(スタイリスト私物)
惜しげもなくヘビーユースできるのがプチプラシャツの魅力。上手に取り入れて、大人のおしゃれを存分に楽しみたい。
●監修:松田有記(スタイリスト)
スタイリスト杉山裕治氏に師事し、1998年に独立。ファッション誌、タレント、広告等でメンズ、レディスを問わず活躍。プチプラブランドにも造詣が深い。最近は企業の取締役のパーソナルスタイリングも行う。
(出典:『プチプラ・メンズコーデ術』)
(エイサイト編集部 ヨシダ)
詳しくはこちら!
この記事を読んだ人におすすめの記事
あわせて読みたい