2017.10.17
代謝&美容に効く。ダイエッターが摂るべきものは『うなぎ』だった!
知らなきゃ損! ダイエッターのための栄養学
誤った知識をもとに食事制限をしてしまうと、思うように痩せられないばかりか、体にダメージを与えてしまうことも……。美容や健康のために始めたダイエットなのに、そんな事態に陥ってしまっては本末転倒。ダイエッターが知っておきたい栄養素について、『マンガでわかる栄養素の基本』から解説しよう。
糖質代謝をサポートするビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝を助ける栄養素。少ない栄養で体を動かすダイエット中には、糖質代謝を効率よく行うために、しっかり補給しておきたい。ご飯や甘いものなど糖質を含む食品を食べ過ぎてしまったときもビタミンB1の必要量が増えるので、意識してチャージしよう。激しい運動や過度な飲酒など、糖質代謝が活発化するときにも、同じく補給が必要だ。
ビタミンB1を含む主な食品はコレ!
ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、うなぎ、玄米、レバーなど。熱に弱く水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、調理時はゆでるよりも焼く、洗うときはさっと水で流す、といった工夫を。過剰に摂取しても体外に排出されるため、食事からの摂取におけるリスクはほぼないが、その分、こまめに摂りたいもの。白米を玄米に置き換えるなどして、毎日の食事に上手に取り入れていこう。
脂質の分解や吸収、口内炎に効くビタミンB2
三大栄養素(糖質、たんぱく質、脂質)の分解と吸収を助けるビタミンB2。特に脂質の分解と吸収に大きく影響するため、ダイエット中には積極的に取り入れたい。また、ビタミンB2が不足すると皮膚や粘膜に炎症が起こりやすくなる。肌や髪のパサつきや口内炎が気になるときにも摂取を心がけよう。
ビタミンB2を含む主な食品はコレ!
ビタミンB2を多く含む食品は、レバー、うなぎ、豆類、たまご類、海藻、きのこ、パセリ、アボカドなど多岐にわたる。ビタミンB1と同じく水溶性ビタミンのため、食事からの摂取による悪影響はほとんどない。せっかくの栄養分が流出してしまわないよう、調理の際はさっと洗い、汁ごといただく煮物などにするのがおすすめだ。
ダイエットの敵とばかり思い込んでいた「うなぎ」。エネルギー代謝の効率をアップするばかりか、美容にまで効果を発揮してくれるとは、まさに目からウロコ! 健やかで美しい体のために、賢く取り入れたいものだ。
(出典:『マンガでわかる栄養素の基本』)
(エイサイト編集部 ヨシダ)
詳しくはこちら!
¥1,080(税込)
(2017.06.26発売)
ISBNコード|978-4-7779-4725-6
- 本を買う
- デジタル版を買う
この記事を読んだ人におすすめの記事
あわせて読みたい