調味料ひとつだけ。
時間がないときは調味料1つだけ! めんつゆレシピ
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2017.12.30
たとえば、親しい友人との家飲みワインの夜なんかに、冷蔵庫の中にあるありあわせの食材でちゃちゃっと粋なおつまみをつくれたら、かなりカッコイイ。そんなときに威力を発揮するのが、ワインと仲がいい調味料。意外な組み合わせが『新しい美味しさ発見!』につながることが多い。
以下に紹介するのはオリーブオイルを使って野菜を焼いただけのシンプルなおつまみだが、不思議とワインに合う。これも調味料のなせる技。バターの風味をプラスしたり、コショウで辛みをプラスしたりというように調味料で工夫してみよう。仕上げには、オリーブオイルをプラスしたヨーグルトをたっぷりかけてみるのもいい。ぜひ、いつもと違う組み合わせを楽しんで。
●焼きタケノコ
タケノコ水煮200gを食べやすく切り、みじん切りにしたベーコン1枚と一緒に、オリーブオイル小さじ1を熱したフライパンでこんがりと焼く。ベーコンの香りをまとわせて。
●焼き長芋
長芋15㎝はガスコンロの火で炙ってヒゲ根を焼き落とし、包丁で大きめに割る。アルミ箔の上にのせ、塩ふたつまみをふり、オリーブオイル適量を回しかけ、魚焼きグリルでこんがりと焼く。
●焼きレンコン
焼きレンコン皮を剥いて1㎝厚さの輪切りにしたレンコン4~5枚をオリーブオイル小さじ1を熱したフライパンで、両面をこんがりと焼き、塩、黒コショウ各適量をふる。
●焼きブロッコリー
ブロッコリー1/3株を小房に分け、オリーブオイル小さじ1を熱したフライパンで焼き、塩ひとつまみをふり、バター10gを加えて溶かし絡める。甘みと香ばしさがが引き立つ。
●焼きカリフラワー
カリフラワー1/3株を小房に分け、オリーブオイル小さじ1を熱したフライパンでこんがりと焼き刻んだミックスナッツ適量、塩ふたつまみを加えてサッと絡める。ホロホロ食感が楽しい!
●焼いた野菜にたっぷりかけて ヨーグルトソース
ヨーグルト100g、塩小さじ1/4、おろしニンニク1/2片、オリーブオイル、黒コショウ各少々を混ぜる。
今回は、オリーブオイルを使ったが、ごま油で焼いた野菜に豆板醤やナンプラーなどをそえてもワインと合う。自由なアレンジを楽しんでみよう。
【キッチンに備えておきたい、ワインに合う調味料と使い方の一例】
1. 酸味
ワインが原料のバルサミコ酢やワインビネガーはワインとの相性も抜群。旨味、塩味を含むポン酢、香りや風味のある粒マスタードも合わせやすい。
2. コク・風味
のコクや風味を少し加えることで、ワインが進むおつまみに変身。ワインの酸味で油のこってり感がスッキリと流され、食が進む。
3. 辛味
適度な辛味はワインが進むアクセント。ホットな辛さで風味豊かな七味唐辛子や豆板醤、スッキリとした辛味の柚子胡椒やワサビなど、自由に取り入れて。
4. 旨味
旨味、甘味のあるオイスターソースやめんつゆは、赤ワインと好相性。ナンプラーは、ビネガーやレモンなどの酸味と合わせるのがおすすめ。
(出典:『ちゃちゃっと美味しい ワインおつまみ』)
(編集 M)
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¥1,100(税込)
(2017.12.11発売)
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