今よりもっと心地いい暮らし
シンプルで賢い暮らし方マニュアル
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2018.03.20
「美肌のためには、コラーゲンを積極的に摂るのが◎」。もしそう考えて、コラーゲンサプリを飲んだり、コラーゲンを肌に塗布しているのなら、体に過度の負担をかけているのかも? 特に子宮や腎臓、肝臓が弱い人には今日からやめてほしいNG習慣なのだ。
化粧品やサプリメントにもコラーゲン配合をうたうものが多い。これだけ一般的に認知されているものならば、きっと美肌にいいはずと思っていない?
・飲むだけでなく、コラーゲンを塗布することも。
・コラーゲンを飲めば肌がプルプルになると思っている。
・コラーゲンサプリを飲んでいる。
子宮内膜症や子宮筋腫の人にとって、コラーゲンは病気をさらに高めてしまうエサだと言われている。栄養補助食品と同じく世間に出回っているサプリメントなどで『コラーゲン配合』と言われるものは、一般的にあまりにも安価。とても肌や女性ホルモンにいいものを体に入れているとは信じがたい。コラーゲン成分に似せるためにさまざまな添加物が合成されているという認識を持ち、成分表を見直す習慣をつけるようにしよう。
栄養素はすべてが揃って吸収され、初めて体に栄養素として効いてくる。『肌がきれいになりたいから』『女性ホルモンを増やしたいから』と安易な理由で集中的にコラーゲンを摂取しても効果はない。それから、これはコラーゲンに限ったことではないが、1種類だけの栄養素を過剰に摂取するのは、腎臓や肝臓に負担をかけることに……。体全体の巡りにも関わってくることなのでやめるのが正解だ。
食品に含まれているコラーゲンであれば口にしても構わない。多く含まれていると言われているのは、豚肉、鳥の手羽先、鶏軟骨、牛すじ、フカヒレ、サケ、真アジの開き、マイワシ、ブリ、ウナギの蒲焼き、サンマの開き、エビ、イカなど。参考にしてほしい。
(出典:『女性ホルモンから不調を整える新習慣』、監修:仲宗根 康)
(編集 M)
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