下を向いてもいいことなし!
上を向けば、肩こりは治せる!
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2018.08.10
誰もが心惹かれる、口角がキュッと上がった自然な笑顔。でも、いざ実践するとぎこちなくなったり、自信がなくてうつむきがちになったりと、うまくいかずに悩んでしまうことも。そこで提案したいのが、立ち姿を見直すこと。たったこれだけで、憧れのキレイな笑顔があなたのものに!
自然に口角が上がったきれいな笑顔と、そうでない笑顔を分けるポイントのひとつは、顔の筋肉の使い方にある。唇の横には笑筋という真横に伸びる筋肉があるが、これを使って笑うと動くのは口元だけ。目や眉はピクリとも動かないため、「笑う筋」と書くその名とは裏腹に、心から笑っていない印象を与えてしまう。笑うときには筋肉を縦に動かすように意識することが大切だ。
もうひとつのポイントは、顔の角度。下を向いて笑うと自信なさげに見えるだけでなく、首が前のめりになって、あごまわりの筋肉の動きを止めてしまう。これを放っておくと痩せている人でも二重あごになりやすく、顔が大きくなったり、くすんでしまったりする原因にもなるというから恐ろしい。正しい姿勢は美しい笑顔につながると心得よう。
キレイな笑顔のポイントとなる口角のアップに有効なのは、足の親指を床に押し付ける動作。まっすぐ立って足の親指を床に押し付けると、口角が自然と上がるので、口が「へ」の字になりやすい人にもおすすめ。口角には力を入れず、のどの奥に力を入れるようなイメージで行うのがポイントだ。即効性があるので、面接やプレゼンなどで好印象を与えたいときにも試してみてほしい。
どうして足の親指を床に押し付けると口角があがるのだろうか? 意外なようだが、足の指の筋肉が背中からおでこまでつながっていることを考えれば、それも当然。中でも親指の筋肉は体の内側を通って頬の筋肉までつながっているので、特に重要になる。そのため親指を床に押し付けることで表情筋が引き上がり、口角も上がるというわけだ。
なお、手を叩いて笑うのは明るいイメージがあるものの、親指から横に叩くとガサツな印象に。小指を意識して上下に叩き、優雅に見えるように心がけよう。とはいえ、いかなる場合においても、笑おうと思っての笑顔より、心からの笑顔の方が素敵なのは言うまでもない。筋肉の動かし方にばかり気を取られず、心の動きとリンクさせることをお忘れなく。
(出典:『35歳からの美顔トレ』、監修:木村祐介/パーソナルフェイストレーナー)
(エイサイト編集部/ヨシダ)
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