自宅でおいしいご飯を食べよう
FOR LIFE KITCHEN わたしだけの料理教室
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2015.05.09
レシピによく登場する、分量や焼き加減を表す料理用語。その意味、しっかり理解していますか?
わかった気になって、実際には目分量だったり勘だったり。でも実はそうした一つの作業への理解が、全体としての味の良しあしを左右する。
料理は日常的にするのだけど、味がなんだかイマイチな気がしていて……今回は、そんな人にこそぜひ見直してもらいたい基本の料理用語をおさらい。その中でも、“差”がわかりにくい用語・表現のペアを紹介しよう。使い分けられているのには実はちゃんと意味がある! 「知らなかった!」という人は、今日のごはんの支度からさっそく取り入れて。きっと味が、見た目が、変わってくるはず。
焼き加減を表すときによく使われるこの2つの表現。
「きつね色」は文字通り焼き色のこと、「カリっとする」は食感のこと。
揚げ物や玉ねぎ、トーストなどの加熱調理の際に、焦げすぎない程度に、こんがりと焼き色がついた状態を指す
水分や油分が抜けた、ほどよく固い食感を表現する言葉。
「少々」
「ひとつまみ」
それぞれ異なる分量を表す表現。少々は指2本、ひとつまみは3本の指でつまめる分量を指す。ひとつまみの方が少し分量が多く、少々は小さじ1/8、ひとつまみは小さじ1/4程度になる。
「ひたひた」……具材の先端部分が少し出るくらい
水の表面から食材が見え隠れしている状態が「ひたひた」。火が通りやすい食材や下ゆでしてあるものを煮込む時などに使う。
「かぶるくらい」……具材が水や煮汁にちょうど隠れるくらい
食材が水から出ていない程度の水加減。火の通りにくい食材を煮汁で直ゆでするときなどによく使われる。
正直いままで、なんとなくやってた……というものがあった人は、ぜひ次回からちょっと気にしてみてほしい。レシピで選ばれている言葉の意図がわかれば、きっともっと料理が面白くなる!
(ヨシザワ)
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