ヴィンテージデニムの全て再び ...
Lightning Archives VINTAGE DENIM 改訂版
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2015.05.21
ヴィンテージ物の世界では極めてクオリティの高いものを『ミント・コンディション(mint condition)』と表現する。実はmintとは『造幣局』の意味で、昔コインコレクター達が造幣局から出たばかりの新品コインを『mint condition』と表現したことに由来する。つまり『ミントコンディションのヴィンテージジーンズ』とは、新品状態に近いヴィンテージジーンズの意味。
『アーリーセンチュリー(early century)』とは、20世紀の前半、ことに20〜30年代を指し、大量生産時代の直前、まだ多くの衣類が手作業を中心に時間をかけられていた時代のことで、その時代のものは特に価値が高いとされる。
現代の大量生産される新品ではなく、長い年月を経て、さまざまな時代の重みを背負ったジーンズや、ブーツ、スニーカーなどの魅力に気がつくと、どんどん色んなビンテージを研究したくなるもの。
さて、どちらの用語も本文を読むまでもなく分かったようなディープなヴィンテージマニアの方にお知らせ。
2015年5月26〜28日の3日間、国内外の有数のビンテージショップが参加する『クラッチ・ヴィンテージモール(CLUTCH VINTAGE MALL)』という展示会が開催される(詳細はこちら)。平日だが、そんなこと言ってる場合じゃない(正午開始で夜は21時まで)。
BerBerJin、JOB314、VOSTOK、BOW&ALLOW、ARMS CLOTHING STORE、ON THE HILL、John Gluckow(from NY)、Larry McKaughan(from Seattle)、Snappy Gabs(From LA)……などのショップが参加予定といえば、そのスゴさがお分かりいただけると思う。
中には、1937年モデルの501XXのバックシンチ仕様(194万4000円)……みたいなすごいお宝も出品されるかも。もちろん、一般に購入できるようなビンテージも販売される。お見逃しなく。
なお、同日程で、大桟橋の方ではクラッチコレクション(詳細はこちら)というイベントも開催されている。こちらは、基本的にはショップバイヤー、メディアなど向けの業界関係者向けの合同展示会で一般ユーザー向けのショッピングイベントではない。
詳しくはこちら!
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