子どもがどんどん食べる野菜レシピ
2016.01.20
【ベランダ菜園】丸くないブロッコリー!? 柔らかくて。おいしい! 茎ブロッコリーを育ててみよう
コンテナさえあれば手軽に野菜作りができるベランダ菜園をする人が増えている。旬を感じながら、育てる・収穫する喜びが得られるのが人気の秘密だ。コンテナといっても、比較的手軽に作れる葉物や根菜から、じっくりと実を育てる野菜まで、実に様々な野菜を育てることができる。
野菜作りで最も大切なのはタネをまく時期だ。そこで『ベランダ菜園 スタートBOOK』(監修:平野編集制作事務所)から、2月中旬~3月から育てるのに向いている「茎ブロッコリー」の育て方をご紹介。ブロッコリーといえば丸いのが一般的だが、この茎ブロッコリーは脇から伸びる茎と花つぼみを食べる。柔らかく、アスパラガスのような甘い風味が特長で、様々な料理にも使えることからオススメの野菜だ。
タネまきの時期は2月中旬~3月、7月中旬~8月中旬の2回
1.タネをポットにまいて育苗する
適期は春か夏。早春にまく場合は保温すると安心で、初夏から収穫することができる。ポットに土を入れたら指でまき穴をあけ、4~5粒ずつまく。発芽がそろったら適宜間引きをし、本葉3~4枚程度で1本立てに。
2.コンテナに植えつけたら水をたっぷりと
本葉が5~6枚の株に成長したら定植する。コンテナは8号以上を用意。元肥入りの培養土を入れて、根を傷つけないように植えつける。たっぷり水やりしたら、日の当たる風通しの良い場所で育てる。
3.株の先端のつぼみは、500円玉サイズで摘芯
1か月程度で株の主軸につぼみができる。これが500円玉サイズより大きくなったら、摘芯して脇芽を伸ばすように育てる。切り口に水がたまらないように、包丁やナイフは斜めに入れるとよい。1週間おきに液肥を与える。
4.茎が10cmくらい伸びたらいよいよ収穫!
脇枝がどんどん伸びてくるので、つぼみのついた茎が10cm以上になったら側枝の基部からカットして収穫。1株につき10~15本、次々と伸びてくるので収穫も楽しい。
収穫した茎ブロッコリーは、シンプルにゆでてマヨネーズやドレッシングをかけて食べたり、おひたしや胡麻和えなど和風な味付けにもよく合う。大切に育てた野菜は、形や色がちょっとくらい悪くても、きっと格別に美味しいはずだ。ベランダで収穫したら、すぐに食卓に並ぶ。そんな、日常にちょっとうるおいを与えてくれるベランダ菜園をはじめてみよう。
(K)
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¥1,320(税込)
(2015.04.23発売)
雑誌コード | 62398-23
サイズ | AB判 112ページ
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