Brand-New Branding
PREPPY 2020年6月号
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2017.12.06
「人と同じはイヤ!」
一生に一度のウェディングこそ、自分らしくありたいと願う人は多いはず。今やウェディングシーンだって個性重視の時代。そんなスペシャルな日こそ、型にはめられたものではなく、自分らしく演出したいのだ。
今回、ブライダルヘア&メイクを得意とし、第一線で活躍する人気美容師『BOTTOMS』金子真由美さんが、自分らしくありたいアラサ―女子のための最旬ブライダルヘア&ドレスのコーディネイト術を紹介。
決まりきった白いドレスに白い靴、首元にはキラキラ光るアクセサリー…。
もうそんなものは脱ぎ捨てて、今こそ自分らしさがきらりと光るおしゃれコーディネイトで晴れの日を自分色に彩ろう!
コットン素材のフランスレースをたっぷりと使用したドレス。幾重にも重なるフリルスリーブがおしゃれ心をくすぐる一着。足元にはアンクル丈のデザインを生かしたハイカットのコンバースを合わせるのも素敵。
ヘアは、柔らかなローアップスタイルがよく似合う。あえて後れ毛を出さず、バングも上げてすっきりとまとめるのが好バランス。コットン素材のレースによるドレスにスニーカーを合わせ、カジュアルな中に品と抜けを感じさせるコーデには、くずしの効いたシニヨンがぴったり。教会やホテルだけでなく、個性的な空間や屋外での挙式にもお勧め。
総レースのハイネックドレスと共にガーデンウェディングと好相性のスタイル。繊細で華やかなラメチュールが施されたドレスは、動くたびにラメやビジューがきらめき、最良の日を盛り上げる。
ドライフラワーの花冠にベストマッチのアンニュイなウェーブのくるりんぱヘア。花冠の輪の中からねじりなどの動きが見えるようにして、波ウェーブでアンニュイな動きをつけていく。前髪は、ラフに巻いて動きを持たせたセミウエットな質感に仕上げ、リラックス感のあるアレンジ。
チュールとレースを贅沢に重ねたトレンド感たっぷりでボトムがエアリーなビスチェタイプのドレス。深すぎないハートネックで、日本人の花嫁にも着こなしやすいラインになっている。
トレンドのチュール&レースを重ねたドレスにプリンセスのような高めシニヨンが映える。高めの位置でまとめたボリューミーなシニヨンにすることで視線を上へ。クラシカルでプリンセスのようなシルエットに、抜け感をプラスするためにもみあげに後れ毛を。前髪はセンターで分けてスタイリッシュな雰囲気に。
袖にデコラティブなモチーフが施されたニットトップスと、ボリュームのあるサーキュラースカートを組み合わせたセパレートドレス。身ごろにあしらわれたスパンコールも華やかで印象的。インパクトのあるセパレートドレスに3Dポニーテールで高感度な花嫁に。
ヘアはドレスのカジュアルさを生かした王道のポニーテールでコーディネイト。三つ編みとスパイラル巻きをあしらい、ドレスに負けない立体感をプラス。三つ編みでゴムの部分を隠し、毛先もスパイラルに巻くことで360度どこから見ても立体的に見え、華やかな中にリラックス感が漂う。
ドレスやヘア&メイクなど以外にも必要不可欠なのがブーケ。今どきのブーケはオシャレに進化しているんです。きらりとセンスが光る3パターンをご紹介!
【小ぶり&シンプルなブーケ】
真っ白なバラではなく 少し生成色のような色で中央がグリーンで、シンプルな中に個性のあるバラがメイン。グリーンはピスタチオとユーカリ。グリーンにもグラデーションをつけて仕上げたグリーン&ホワイトのブーケ。
【ワイルドブーケをイメージ】
ユーカリ、ジニア、アジサイを使い、長さを出して野花を束ねたようなザックリとした作りに仕上げたブーケ。ガーデンウェディングなど屋外でのウェディングやパーティの際にもぴったり。
【華やかでカラフルなブーケ】
オレンジのバラと、ケイトウをメインに 色のある華やかなブーケ。鮮烈な印象を与える色の花と白いフェザーが織りなすハイセンスなブーケは、個性的なドレスにもマッチする仕上がり。
●金子真由美(BOTTOMS)
東京・渋谷にある『ボトムス』の人気美容師。’87年12月29日生まれ。広島県出身。関西美容専門学校卒業。圧倒的なクオリティのアレンジはインスタグラム(@kanekomayumi12)で火が付き大人気に。抜け感があって上品なアレンジが大人の女性をトリコにしている。人気のヘアアレンジ48スタイルをわかりやすくレクチャーした『#かねこアレンジ1』も人気。
どんなときも自分らしくありたいもの。それは晴れの日だって同じこと。挙式&パーティの会場やドレス、ヘア&メイクなどのバリエーションがぐんと増えてきているいま、いつもの自分がさらに輝くために、結婚式こそ自分らしさにこだわってみては?
(出典:『#かねこアレンジ2』、著:金子真由美)
(S)
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