“重心”ってなんだ?
RC WORLD 2016年10月号 No.250
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2016.08.30
もはや説明は不要かもしれないが、“ドローン”とは遠隔で操作できる無人航空機のこと。一般的に知られている空撮はもちろん、それ以外にも荷物の配送、災害現場での状況確認、農薬の散布、土木工事現場での測量など、さまざまな産業分野で活躍している。
一方、ホビーの世界に目を向けると、数年前に巻き起こったドローンブームに始まり、今ではレースも盛んに行われるようになった。なかでも今年の3月にドバイで開催されたワールド・ドローン・グランプリは大きな話題を呼んだ。そんな“ドローンレース元年”ともいえる2016年、老舗R/Cメーカーとして知られる京商株式会社が、これまでになかった新企画を多数盛り込んだ『DRONE RACER』を発売すると発表。9月24日(土)、25日(日)に東京ビッグサイトで開催される第56回全日本模型ホビーショー(http://hobbyshow.co.jp/)で世界初公開することになった。
地上35cmの地面スレスレを滑空することで、スリリングなフライトを楽しめるという『DRONE RACER』。ちゃんとコントロールできるだろうか? と思ってしまうが、ご安心を。『DRONE RACER』には世界初となるホイールコントローラー(いわゆるラジコンカーを操作するアレ)を採用している。まるでR/Cカーを操縦するような感覚でドローンをコントロールすることができるのだ。また超音波センサーによりワンタッチ操作でテイクオフ(離陸)から自動ホバリング(空中でとどまること)するので、最初の壁であるそういったフライト技術の基本をマスターするための練習も必要ない。
現時点で公開されている『DRONE RACER』の情報は残念ながらここまで。続報も気になるところだが、製品仕様や販売価格などの詳細は先述した全日本模型ホビーショーにて発表される予定。京商のブース内には上のようなドローン専用コースを設置してのデモンストレーションも予定されているという。地上35cmの地面スレスレを滑空する『DRONE RACER』のパフォーマンスは一見の価値アリ! 9月24日(土)~25日(日)は東京ビッグサイトへ足を運んでみよう。
【INFORMATION】
京商ホームページ http://www.kyosho.com/jpn/
(RC WORLD編集部)
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