バイヤー目線の春アウター
CLUTCH Magazine Vol.73
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2016.02.04
「なかなかいいかも!」と思える自信作の写真。SNSにアップしたり額装してもいいが、ここではフォト雑貨という新しい表現方法を提案したい。写真を生活の傍らに置くことができ、また、平面で見ていた写真が違う趣をもって立ち上がってくる意外性も楽しめる。作り方は思いのほか簡単。プレゼントにしても喜んでもらえそうだ。
【用意するもの】
写真、ビン、保冷剤、アロマオイル
デコレーションパーツ、デコパージュ専用剤
トレー、カッティングマット、はさみ、カッター、定規、平筆
1.写真を切る
ボトルの大きさに合わせてカラーコピーした写真を切る。インクジェットでプリントした写真は水でインクが滲みてしまうので、カラーコピーしたものがいい。
2.デコパージュ専用剤を塗る
写真が印刷されている面にデコパージュ専用剤を塗る。薄く均一に塗るのがポイント。乾いたら三回ほど繰り返すとムラなく仕上がる。
3.写真を水に浸す
水を張ったトレーに、デコパージュ専用剤を塗った写真を浸す。紙に水が染み込めばOKなので、霧吹きや濡れ雑巾を使ってもよい。
4.指でこすって繊維を落とす
写真が印刷されていない面の紙の繊維を、指の腹を使いこすって落とす。力が強すぎると破いてしまうため注意。繊維が取れるまで数回繰り返す。
5.写真を乾かす
繊維が取れたら写真を乾かす。乾いたときに写真が反ると亀裂が入ってしまうことがあるため、ある程度乾いたらクリアファイルや本に挟もう。
6.ビンに写真を貼りコーティングする
ビンにデコパージュ専用剤を塗り、その上に写真を貼っていく。乾いたら更に写真の上からデコパージュ専用剤を2〜3回塗ってコーティング。
7.保冷剤を入れる
ビンの八分目くらいまで保冷剤の中身を入れる。お好みでデコレーションパーツを入れたり、色をつけたりしても可愛い。
8.アロマオイルを垂らす
保冷剤はアロマオイルを吸収するため、数滴でOK。香りがしなくなっても、アロマオイルを追加すれば何度でも楽しめる。
デコパージュ専用剤を使えば、写真をガラスやプラスチック、木、布などあらゆるものに貼り付けることができる。デコパージュ専用剤はクラフトショップ、100円均一などで入手できる。
◯制作:saorin
“写真を形あるものに残そう”をコンセプトに、写真雑貨制作やWSなど、写真にまつわる様々な企画・活動を行っている。浅草橋のアトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」の室長。
(編集 M)
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