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【AVEDIO(エヴァディオ) 】自転車ブランド辞典2011

AVEDIO(エヴァディオ)

オンリーワンを貴方に「System One」始動!「AVEDIO(エヴァディオ)」

オリジナリティを追求するジャパニーズブランドとして、一気に知名度を高めたのがエヴァディオだ。初の製品は独自の受け形状をもつエヴァスタンドだった。特殊なクイック形状にも対応するためのもので、使いやすさが高く評価された。製作に1年を費やし、金型やパテント取得などで費用は莫大なものに。少しのことで使いやすくなるのに、誰も作らないから自分で作る。これがエヴァディオの原点だ。
初のオリジナルカーボンバイク「ヴィーナス」が登場したのは2008年のこと。ドイツメーカーと台湾メーカーとで共同開発していたリブ付きのカーボンフレームに着目。2本のカーボンチューブを合体させたRPS(リブパワーシステム)によって、圧倒的な剛性を獲得。各方面で高く評価された。
2011モデルでは最新スペックを盛り込んだヴィーナス01へと進化。さらにこれまでは台数限定だった完成車を用意。しかも豊富なデザイン、カラーが選べる「System One」を設定し、自由自在のカラーリングが選べるのだ。コンポはシマノ105を基本にアルテグラやデュラエースにアップグレード可能。各種パーツ塗装のオプションにも対応する。


■VENUS01(メイン画像)
333,900円(完成車基本価格)
●サイズ:47,50,53,56,59cm ●フレーム:オリジナルウルトラハイモジュラスカーボン ●フォーク:カーボン ●カラー:フレーム26色×ロゴ×20色 ●メインコンポ:シマノ・105(アップグレード可) ●重量:850g(未塗装フレーム 400mm)320g(フォーク コラム長300mm)
ヴィーナス01は従来型に対してテーパーヘッドやストレートブレードフォーク、内蔵ワイヤーなどを携えて進化した最新トップモデル。写真上は43,45㎝サイズで小柄なライダーにも対応した「ヴィーナスα」。700C対応でヴィーナス01のスペックを踏襲する

BACCHUS01(画像左)、CHARIS(画像右)

■BACCHUS01(画像左)
197,400円(完成車基本価格)
チェーンステーの大径化と、シートステーの小径化によって、ダイレクトな走りと快適な乗り心地を両立したアルミモデルの新作。ヴィーナス01と同じく2本のチューブを組み合わせて強化した「リブパワーシステム」の新型ストレートフォークを採用。テーパーヘッドでハンドリング特性も向上した

■CHARIS(画像右)
260,400円(完成車基本価格)
ヴィーナスシリーズの姉妹モデルとして登場した新型カーボンモデル。テーパーヘッドやインテグラルシートポストなど最新スペックを搭載。BB、ヘッド、フォーク周りの剛性を強化しつつも、細めのシートステーが快適な乗り心地をもたらす。レースからロングライドまで幅広く楽しめるバイクだ


問:エヴァディオ
TEL.0563-65-4422
http://www.avedio.net