カーボン繊維の輸入商社であったASKトレーディングの自社ブランドとして、2006年に開始したジャパニーズブランドがボーマ(望馬)だ。その名には「ライダーの望みどおりに進む、人馬一体のバイク」という意味が込められる。
ボーマの最大の特長は、高性能でありながらとてもリーズナブルであること。輸入商社という前身を生かして、台湾や中国に提携工場を設けて、企画だけでなく、生産・塗装まで一貫した管理システムをもつ。そのため、ユーザーが求めるものを企画・生産にいち早く反映することを可能にしている。製品の信頼性も高く、工場内の最新機器で、振動、強度、衝撃テストなどを行い、また全ての製品が欧州安全規格(EN規格)をパスしている。
■RS-I(メイン画像)
231,000円(フレームセット)
●サイズ:440,480,520mm ●フレーム:T-700ハイモジュラスカーボン1K仕上げ ●フォーク:カーボン ●重量:880g(フレーム)、370g(フォーク)
「RS-I」はデュアルモールディングテクノロジーによって内部の余分な積層をなくした最新モデル。加圧成型時の隙間を埋める余分な積層の代わりに、シリコン系パーツを使うことで軽量化と剛性、強度を両立することに成功している。
■CT-RE REFALE
178,500円(フレームセット)
「ラピッドR」のジオメトリーを継承するレーシングモデル。上下異径ヘッドの採用によって、高い剛性感と意のままに操れるハンドリング性能を実現した。フレームはT-700ハイモジュラスカーボン3K仕上げでフレーム単体1060g