スチールフレームは自転車乗りの感性に訴えてくる。そう確信して作られたブランドがカラミータである。10年以上にわたりカザーティとトマジーニのイタリアンブランドを日本に輸入してきたアクションスポーツのオリジナルブランドで、多くのライダーに「五感に訴えかけるスチールバイクの良さ」を広めたいという願いから作られた。Calamita(=磁石)という意味でスチールフレームの魅力を表している。
ラグドフレームで1インチスレッドコラムクロモリフォークのUNO、そしてTig溶接フレームでオーバーサイズ・スレッドレス(アヘッド式)のカーボンフォークのDUEがある。フレームには同クラスのスチールでは最軽量なオリジナルカスタムチューブを使い、クラシカルで細身のホリゾンタルにこだわり、スポーティーなハンドリングと乗り心地を両立。端的に乗り味の違いを表すなら、ロングライド向きのUNO、レーシーな走りにも対応するDUEと言える。ともにダブルレバー仕様だが、最新作のDUE+はSTIレバー仕様で操作性を高めた。またE.D.コーティングという透明感のあるカラーを5色用意した。
■DUE+(メイン画像)
110,250円
●サイズ:49,52,55cm(46cm 3月発売予定) ●フレーム:ダブルバテッドクロモリ ●フォーク:カーボン ●カラー:E.D.レッド、E.D.ブルー、E.D.パープル、E.D.グリーン、E.D.オレンジ ●メインコンポ:シマノ・ソラ ●重量:9kg(ペダルレス)
DUE、そしてDUE+のフレームは、シートステーをわずかにベンドさせている。リアバックのしなりを生かして乗り心地を向上させ、さらにウィップを効かせた小気味の良いペダリングを可能にしている。フレーム素材はクロモリ・ダブルバテッドのTig溶接モデル。フレームカラーは全5色で、ホワイトタイヤはオプション設定となる
■UNO
147,000円(ブラック/めっきラグ)
118,650円(ブルーノッテ、ビーノロッソ/ペイントラグ)
ダブルバテッドクロモリフレームとクロモリフォークを組み合わせた伝統的スタイル。めっきラグとゴールドカラーで縁取りしたペイントラグがあり、優雅な雰囲気を演出する
■DUE
99,750円(シルクブラック)
89,250円(マットブラック、マットレッド)
Tig溶接、カーボンフォークを採用した現代的クロモリバイク。DUE+との違いはカラーと変速操作するWレバー。こちらはトラディショナルなカフェレーサー的位置づけだ