枻出版社 枻出版社

【CANNONDALE(キャノンデール) 】自転車ブランド辞典2011

CANNONDALE(キャノンデール)

グランツールを制したパフォーマンスをリーズナブルに再現する「CANNONDALE(キャノンデール)」

まもなく創業40周年を迎えるキャノンデールにとって、2010年はテクニカルスポンサーとなっているリクイガス・ドイモが、ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャにおいて個人総合優勝を獲得するという、記念すべき年となった。
2011年からはメインスポンサーとして、より強固なパートナーシップを結ぶことが決まっているこのチームの主力機材でもあるスーパーシックスは、2008年モデルとしてデビュー。2009年には早くも素材の変更による改良が行われ、さらに2010年モデルではフレーム形状と製法そのものの見直しを行った結果、フレーム単体で約150gの軽量化を達成して900g(サイズ56)という数値を実現させた。
こうした軽さの追求の中でも、ペダリングパワーの伝達やハンドリングの向上に欠かせない剛性バランスの向上と適正化も怠りはなく、特にボトムブラケット周りは成型方法を一新したことで、2009年モデルに対し重量剛性比にして17%向上しているという。
「しなやかな乗り心地を損なうことなく、プロレーサーの要求に100%応える」 これが最高のパフォーマンスを追い求めるキャノンデールのポリシーなのだ。


■SUPERSIX 3 ULTEGRA(メイン画像)
349,000円(完成車)
●サイズ:44.60cm ●フレーム:フルカーボンBB30 ●フォーク:フルカーボン 1-1/8"-1.5"ステアラー ●カラー:クリアブルー、レースレッド ●メインコンポ:シマノ・アルテグラ ●重量:約7.5kg

「ハートからビートへ」2009年モデルまでのラグ成型からモノコック構造へ変更。ビートボックスと呼ばれるオーバーサイズのBBエリアで剛性を向上させ、よりダイレクトなペダリングを生み出している。エアロダイナミクスと剛性の適正化を目指した「ディープラディアスヘッドチューブ」は、異径カーボンステアラー採用のフォークと組み合わせによって、高いスプリント性能を実現

BAD BOY SOLO HEADSHOK(画像左)、CAAD10 5 105(画像右)

■BAD BOY SOLO HEADSHOK(画像左)
169,000円(完成車)
カフェレーサースタイルのハイブリッドバイクとして、高い人気を誇るバッドボーイ。独創的なルックスだけでなくOPI技術を採用した三次元鍛造によるステム/ハンドルバー一体成形や、パワーロスを排除したチェーンステイなど“キャノンデールスペック”が惜しげなく与えられている

■CAAD10 5 105(画像右)
199,000円(完成車)
「アルミの王様」の異名をもつキャノンデールの最新アルミフレームバイクCAAD10。S.A.V.Eマイクロサスペンションシステムによる振動吸収性能と、スーパーワイドトップチューブやデルタシートチューブなど伝統的なレスポンスの良さを際立たせる技術を搭載した意欲作


問:キャノンデール・ジャパン
TEL.06-6110-9390
http://www.cannondale.co.jp/