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【CENTURION(センチュリオン)】自転車ブランド辞典2011

CENTURION(センチュリオン)

高剛性で身体にやさしいドイツ生まれのロングライドバイク「CENTURION(センチュリオン)」

1976年ドイツで設立されたバイクブランド、センチュリオン。当初はBMX、MTBが主力ラインナップだったが、そのテクノロジーをトライアスロン、ロードにも生かし、今では総合バイクブランドとして成長を続けている。
2011年モデルの注目バイクとして登場したのが、フルカーボンモノコックバイクの「メガドライブ」。まず目につくのがその仕上がりの美しさだろう。リキッドコーティングとデュラスキンという強力なクリア塗装をコートしたため、発色が良く、飛び石が当たっても傷がつきにくい仕上がりだ。またフレーム素材には日本製のハイモジュラスカーボンを使用。トップチューブは1-1/2サイズを採用。高速時のハンドリング性能と安定性をもたらしている。またBB30を使用し、高いペダリング剛性が与えられている。
フレームを構成する各チューブにはエアロ効果に優れた形状が採用され、高速走行時に高いアドバンテージを得る。レーシーな外観だが、ロングライドに対応する快適性もある。


■MEGADRIVE 4200(メイン画像)
378,000円(完成車)
●フレーム:ハイモジュラスカーボン ●フォーク:カーボン ●メインコンポ:SHIMANOアルテグラ 20Speed ●重量:7.6kg ●サイズ:50、53、56cm

ヘッドチューブは近年流行のテーパードヘッドを採用し、それにともないフロントフォークもボリューム感あるストレート形状のものとなる。「BBテスト装置」を使いテストを繰り返してデザインされたボトムブラケット周り。使用されるのはBB30。シートチューブはラウンド形状でリアタイヤに沿うエアロ形状となる。またトップチューブの付け根は振動吸収のため路面に対して扁平型を採用する。

CENTURION(センチュリオン) ■BACKFIRE 800
147,000円(完成車)
シマノDEOREを搭載したハイコストパフォーマンスモデル。バテッドアルミフレームを採用し、剛性と軽量化の両立に成功。また流行のテーパードヘッドを取り入れ、安定したハンドリングが特長となっている。100㎜トラベルのフロントショックは路面からの突き上げを緩和



CENTURION(センチュリオン) ■NUMINIS FLOAT ULTIMATE 1
262,500円(完成車)
フローティングリアユニットを採用したアルミモデル。フロント、リアのトラベル値はともに120㎜を誇り、トレイルライドに最適なバイクとなっている。メインコンポーネントはSHIMANO SLX。フルサスモデルの完成車で30万円を切る価格は魅力




問:マルイ
TEL.078-451-2742
http://centurion-bikes.jp/