創設者はシクロクロスの世界チャンピオンに3度輝いたマイク・クルーゲ氏。フォーカスは2011年から急成長中のロシアのプロツアーチーム、カチューシャへのサポートが決まっているドイツのバイクメーカーだ。
イザルコシリーズはプロ選手の求める性能を追求して開発された。フラッグシップモデルのイザルコチームはリアディレイラーのケーブルがチェーンステーを通るようにマイナーチェンジが施されている。そして、イザルコプロは2010年のフレームをベースに高性能なミドルレンジとして注目されるモデルだ。シリーズに共通する振動吸収性に優れたシートステーや、高い剛性と美しい仕上がりのフレームはトッププロも好む高い運動性能を誇っている。レースのほか、センチュリーランやエンデューロなどでも心強い味方となるはずだ。仕様違いで選択肢が広く、価格設定も優秀。軽量なスラム・レッドを装備した“イザルコプロ2.0スラムレッド”の魅力は同価格帯では抜きん出ている。
■IZALCO PRO 2.0 SRAM RED（メイン画像）
523,950円（完成車）
●サイズ：48、50、52、54、56cm ●フレーム：ハイモジュラスカーボン ●フォーク：3T FUNDA PRO ●カラー：WHITE/SILVER ●メインコンポ：スラム・レッド ●重量：7.2kg（54サイズ）
横方向の剛性を高めた、扁平加工を施したシートステーの上面。コンフォートな太めのタイヤもセットできる。フロントディレイラーを適正な位置に直付けするため、シートチューブ形状は左右非対称だ。
■CULEBRO 1.0 ULTEGRA
261,450円（完成車）
アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせで、あらゆるシーンに対応する1台だ。耐久性が高く振動吸収に優れているアルミフレームは、自転車通勤をする人にもいい。変速性能に申し分のないシマノ・アルテグラ仕様のほか、105仕様（219,450円）もあり。
■CAYO 2.0
313,950円（完成車）
BB30採用など、最新マシンに引けを取らない仕上がりで、初めての1台をフルカーボンフレームで探している人にオススメだ。コンポはシマノ・アルテグラを採用。FSAのコンパクトクランクを搭載し、加えてハンドル＆ステム、シートポストはFSAで統一されている。
