イタリアに本拠を構えるKASK社は、20年の歴史をもつヘルメットブランド。ベルガモ郊外で製作されるプロダクツは優れたアイデアとデザインによって発展を続け、2010年にはUCIプロチームであるチームスカイが採用した。
ハイエンドモデルのVERTIGOは多くの優れた機能が採用されている。速乾性の3D構造のパッドや24ホール設けられたベンチレーション機能によって、長時間走行しても変わらない快適性能も魅力だが、一番の特長はフィッティング性能と安全性にある。独自のリンク構造を設けたフィッティング方式のUP'NDOWN TECHNOLOGYによって、従来の後頭部を左右から押さえつけ、一部の面でフィットさせるのではなく、上下にもアジャストし、頭全体を包み込むようにフィットするため、抜群のかぶり心地が提供される。また、EPS内部にはフレームが設けられ、万が一の転倒時でもシェルが粉砕しない構造となっている。重量は270gと、超軽量とはいえないが、これは安全性と快適性を考慮した結果。最高のかぶり心地に加え、快適性能と安全性能を追求した、まさに最高峰モデルと呼ぶに相応しいヘルメットに仕上げられているのだ。


■VERTIGO ROAD
33,600円
29,400円（ブラック×ホワイト、ブラックのみ）
●サイズ：M（48.58cm）、L（59.62cm）　●カラー：スカイレプリカ、ホワイト×ライム、ホワイト×レッド、ホワイト×ブラック、ホワイト　●重量：270g　●エアインテーク：24ホール

MADE IN ITALYの文字が刻まれたあごのストラップには、汗をかいても不快感の少ないECOレザーを採用。裏側にGELパットが装着されている後頭部のダイヤルは絶妙なフィット感が実現可能なように、細かいノッチ数を設けることによって微調整が可能。