枻出版社 枻出版社

【LAPIERRE(ラピエール)】自転車ブランド辞典2011

LAPIERRE(ラピエール)

ユーザーフレンドリーなパーツセレクトと価格設定が魅力「LAPIERRE(ラピエール)」

総合自転車メーカーとして、ヨーロッパをはじめ、近年は世界マーケットに進出するラピエールは、1946年創業のフランスの老舗だ。ロードバイクでは同国のプロチーム“フランセーズ・デジュー”への機材サポートを行い、レースの発展を支え、同時に機材開発にも役立てている。また、MTBではワールドカップDHで10個もの金メダルを獲得したニコラ・ブイヨが製作に携わり、DHバイクをリリースするなど、どのジャンルにおいても、よりよい製品の開発に余念がない。
2011年のロードラインナップでは車種は大きく分けて3つ。今やどこのブランドもフラッグシップモデルは軒並み100万円を超えるものばかりだが、ラピエールではよりユースフルなパッケージ提供を提案。ハイエンドモデルの“ゼリウス”をアッセンブル違いで完成車を4種類用意している。


■ゼリウス400 FDJ(メイン画像)
451,500円
●サイズ:46、49、52、55cm ●フレーム:カーボンHMモノコック ●フォーク:イーストン・EC90SL ●カラー: FDJチームカラー ●メインコンポ:シマノ・アルテグラ ●重量:7.4kg(カタログ)

FDJカラーの“ゼリウス400FDJ CP”は、シマノ・アルテグラとホイールにはマヴィック・キシリウムエキップがセットされる。中級グレードのパーツをキレイにまとめ上げた同モデルは7.4㎏に仕上がっており、ホイールをアップグレードすれば7㎏を切るのも容易だろう。パーツセレクトで手ごろな価格に収められているので、手に入れやすく、フレームの性能が高いのでパーツを替えて自分仕様に磨き上げていくのも楽しめる。

アウダシオ400CP ■アウダシオ400CP
157,500円
エントリーモデルとなるアルミフレームのアウダシオにはシマノ・ティアグラを装備。アップライトな姿勢を取りやすいフレーム設計で、初めてロードバイクを乗る人にも付き合いやすいベーシックな一台だ。休日のファンライドや通勤など、幅広い用途で快適な走行を楽しめる。



センシウム100CP ■センシウム100CP
262,500円
今年フルモデルチェンジしたフルカーボンフレームのセンシウムは、シートステー上部に樹脂製のユニットが組み込まれ、振動を減衰しフラットライドが楽しめる仕上がり。快適さを求めつつ、鋭い加速を楽しめるミッドレンジとして注目を集める。105を装備し8.3㎏の仕上がり。




問:東商会
TEL.048-250-5213
http://www.eastwood.co.jp/