カナダ・モントリオールに本拠を置く日本初上陸ブランド“OPUS（オーパス）”。ロード、シクロクロス、MTBほか多くのカテゴリーのラインナップを揃えた総合スポーツ自転車ブランドだ。シンプルなデザインが特徴で、多くのライダーから受け入れられるはずだ。
ロードバイクは3種類のカーボンモデルが用意される。その最もハイエンドに位置するのがこのヴィヴァーチェだ。T-700/M50Jのカーボン素材を使用し、上下異型ヘッドチューブ、インテグラルシートポストを採用。コンポーネントはシマノ・デュラエースにマヴィック・コスミックカーボンSLと、スペックだけを見ても最新のレースモデルだ。周りを固めるパーツにはイーストン・EC90カーボンバー、EA90アルミステム、セライタリアSLRサドルなど、要所にツボを得たパーツアッセンブルが光る。通常のライダーが、フレームから購入しても装着するであろう定番ともいえるパーツが装着され、隙のない完成車に仕上げられている。そして驚きなのはそのコストパフォーマンス。初めてのロードバイクとしても十分以上の性能をもち、レースバイクとしての資質も非常に高い。2011年これこそ「買い！」のモデルだ。


■VIVACE DURA-ACE（メイン画像）
599,800円
●サイズ：50、52、54、56、58cm　●フレーム：T-700/M50カーボン　●フォーク：フルカーボン　●カラー：ホワイト×カーボン×レッド　●メインコンポ：シマノ・デュラエース　●ホイール：マヴィック・コスミックカーボンSL

フォークのコラムはテーパー状のカーボンを使用したフルカーボン。ブレードは、エアロ効果も期待できるティアドロップ断面を採用。ヘッドは上部1-1/8"、下部1-1/2"の異径ヘッドを採用することで、非常に高いハンドリング剛性を得ている。2011年モデルからワイヤーは空力性能も考慮され、全て内装式に変更されて、さらにすっきりとしたシェイプとなった。ガッチリとしたチェーンステーに大きくベント加工された細身のシートステーを組み合わせた。



■FHAST3（画像左）
199,800円
軽量なカーボンモノコックフレームにシマノ・SLXを組み込んだXCレースモデル。トップレーサーによって鍛えられたフレームは、日本のXCシーンにもフィットする。

■IVAN（画像右）
65,800円
クラシカルなルックスのシティバイク。頑丈なアルミフレームにクロモリフォークを採用し乗り心地を重視した。内装7段変速の装備で、週末のポタリングやピクニックに最適。