あらゆるバイクシーンをカバーするグローバルブランドの代表格がスペシャライズドだ。ヨーロッパの部品をアメリカに輸入していた、マイク・シンヤードが当時のタイヤ品質に疑問を抱き、オリジナルタイヤを開発、高く評価されたのが始まりだった。その後、世界初の量産型MTB「スタンプジャンパー」を発売し、瞬く間に完売した。その後も、革新的なバイクやパーツ、バイクギアを次々とリリースしてきた。それもこれも「熱心なサイクリスト」たる、創業者にして現社長のマイク・シンヤードと、同社スタッフの情熱があればこそだ。
2011年の注目モデルは、ブランニューモデルの「キャンバー」だ。価格を抑えつつ、必要最小限の機能を搭載し、耐久レースや里山ライドなど様々な地形で使いやすい120㎜トラベルを採用。同社のハイエンドモデルで培われた設計をベースとしながら、ミニマムなパッケージにまとめ、山で走る醍醐味を気軽に味わえるバイクに仕上げている。高性能だが価格は控えめで、MTBライドを始めるには、これ以上ない選択肢だ。
■CAMBER ELITE（メイン画像）
210,000円
●サイズ：S,M,L ●フレーム：M4アルミ合金 ●フォーク：ロックショックス・リーコン ゴールドTK ●カラー：チタン×ブラック、ホワイト×ブラック ●メインコンポ：シマノ・SLX,XT
■PREVAIL（画像左）
24,000円
デュアルデンシティEPSライナーとケブラー強化構造で、軽さと強度、ベンチレーション性能は最高クラス。国内仕様は日本人約4000人の頭部形状を元に設計。片手で操作可能な微調節ダイヤルで被り心地も抜群。
■S-WORKS TURBO（画像右）
6,300円
同社ロードレーシングタイヤの新定番として登場。ラウンド断面を採用して転がり抵抗を抑え、コーナリング時のグリップ変化を最小限に。220tpiケーシング、トレッド厚を抑えることで、しなやかさと軽さを実現。
