コンパクトなケースにぎっしりと工具を詰め込んだ「サバイバルギアボックス」のヒット以来、サイクルアクセサリーのトップブランドとして走り続けているトピーク。ポンプ、ライト、ミニツールなど多くのアイテムを世に送り出しているが、そのどれもがパッと見て「使ってみたい！」とユーザーに思わせるものばかり。デザインの奥に隠されたユーザーを驚かすアイデアが、サイクリストの心をつかんで離さないのだ。
「モンドパックXL」もその一つ。シートポストを長く出して乗るミニベロなどに最適のサドルバックだ。かなりコンパクトなサイズに見えるが、2リットルの大容量。ショートツーリングなら、荷物はこれだけで十分間に合うサイズである。 またトピークの名前を世に広めることになった「サバイバルギアボックス」が今年、23種類のツールセットとなって再登場した。キット内容はキーレンチ、ドライバー、タイヤレバーチェーンツール、パンク修理パッチなど。しかもトピークらしいことにチェーンピンとチェーンコネクタを収納するケースが付いている。どちらも細かくて持ち運びしにくく、なくしやすいパーツのため、ケースがあるのは本当にありがたい。 ボトルの種類を選ばず使える「モジュラーケージ」も同様にリニューアルして登場したアイテムの一つ。これまでのものはケージ下部のダイヤルを回してボトルサイズに合わせるタイプだったが、2011年モデルからはボタン一つでサイズ調整が可能となった。
■MONDOPACK XL（メイン画像）
5,250円
L320×W130×H160mmの縦長デザインのサドルバッグ。容量は、ポタリングやショートツーリングならこれだけで間に合いそうな2Lサイズだ。荷物の出し入れはサイドのファスナーから。インナー素材がイエローなので、中に入れたものが認識しやすい。リアタイヤ側のファスナーを開けることによってさらに容量を拡張することもできる。写真はストラップタイプだが、ワンタッチで着脱が簡単にできる「クイック クリックタイプ（5,985円）」もラインナップされている。
■MODULA CAGE
1,239円
ペットボトルからレース用のボトルまで、サイズを問わず使用できるサイズ調整式のボトルケージ。2011年モデルからはケージ下部のボタンを押してケージの幅を調整する方法に変更された。1台のバイクをある時はロングライドに、ある時はポタリングにと使い分けるユーザーにとって最適のボトルケージと言える。外径63～74㎜までのボトルに対応。ブラックとアルミポリッシュのシンプルな色合いで、どんなバイクにも似合う。ギミックが使われているにも関わらず72gと軽量。
■SURVIVAL GEAR BOX
3,780円
トピーク創設当初からのヒット商品だったサバイバルギアボックスが、収納ツールを17種類から23種類に増やして再登場。チェーンピンとチェーンリンクを収納するケースや、ディスクブレーキスペーサーなど、「これあったら便利！」なツールがぎっしり。ケースは100×46×35㎜
